DISC REVIEW
Japanese
2014年07月号掲載
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te'
思想も共感もいらず、ただ幻聴を誘発する『起因』としての音楽。
メタル、ジャム、エレクトロニカなどを取り入れ、ポスト・ロックの可能性を更に拡張した5thフル・アルバムから約1年8ヶ月。te'が新作をライヴ会場、残響shop、残響オンラインストアにて限定リリースした。Track.1の電子音から荘厳に幕を開け、そのやわらかくも鋭いアンサンブルは、演者4人の指先にまで宿る集中力を感じさせる。未知の領域へ踏み込む好奇心や逞しさが崇高に瞬くTrack.2に対し、Track.3は憂いとひりついた緊張感が。複雑でテクニカルなリズムが楽曲の体幹を支え、2本のギターが語り掛けるように様々な情景を映し出す。真剣さが隅々に通った人間の熱量はこれほどまでに居心地の良い空間を作り上げるのか。ただがむしゃらなだけでは辿り着くことのできない、聖域とも言える音だ。
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