Overseas
2016年03月号掲載
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5年間の活動休止を経てリリースされる7枚目のアルバム。収録曲の大半は生演奏の一発録りでレコーディングしているとのこと。不穏なギター・リフの音色から始まるTrack.1「Connector」、フロアタムを活かした土着的なリズムがひたすら続き、エスニックなアレンジで夢に憑りつかれたような気分に誘われるTrack.3「Chasing The Tail Of A Dream」、疾走感のある演奏とサイケな音像を兼ね備えたリード・シングルのTrack.6「Miss Fortune」など、5人編成によるポップで迫力のあるサウンドが楽しめる。文句なしの傑作アルバムだけに、モノクロ映画が幕を閉じるようなインストTrack.12「End Credits」のあとに入る日本盤ボーナス・トラックのTrack.13「Unforgiven」は蛇足のような気も。(岡本 貴之)
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