DISC REVIEW
  
Japanese
2014年12月号掲載
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    恋する円盤PASTEL仲間たちと音を鳴らす、その瞬間の喜びが詰まっている。しかし、その喜びは長くは続かない。夜が明けたら僕らは、それぞれがひとりぼっちのベッドルームへと戻っていく。その切なさも刻まれている。歌詞に描かれるのは出会い、すれ違う僕らの毎日。曲の主人公は常に他者への想いに駆られながら、ハートブレイクし続ける日々を、それでも愛おしく抱きしめる。これはまるで、LOS CAMPESINOS!をバックに歌う小沢健二。ガチャガチャしたオルタナ・サウンドはキュートで、楽しげで、時にサイケデリック。聴くだけで自分の生をすべて肯定してやりたくなるような音楽があるが、この20代前半の6人組が鳴らすのは、まさにそんな音楽だ。ここにあるのは、終わらない手紙を書き続けるような、祈り。2014年最後にして最高の出会い。 
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