DISC REVIEW
Japanese
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カラスは真っ白
かいじゅうばくはつごっこ
2010年に札幌で結成された4人組ファンク・ポップ・ロック・バンドの1stフル・アルバム。冒頭の「無農薬ファンク」から男性メンバー3人の“超絶技巧派”な演奏がテンション高くアルバムの幕を開けるが、続く「メニー・メアリー」で登場するヴォーカル&ギターのヤギヌマ カナの個性的で可愛らしいウィスパー・ボイスに良い意味でヘナヘナと脱力。部屋の中で夢想しながら呟くようなラップ調の「かいじゅうファンク」あたりはどうしても相対性理論からの影響を色濃く感じてしまうが、スラッピング・ベースを多用したサウンド面ではこちらの方がはるかにタイトで重量級。素直にポップスしている「ねむれないマスカレード」のメロディ・ラインとオールドR&B調のバンド・アレンジが出色なだけに、この路線でもっと聴かせてほしい!
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- 2025.09.03
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