Japanese
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石鹸屋2013年第2弾となるシングルは、想いを伝えたくても伝えられない、切なくもどかしい恋模様を描いたミディアム・ロック・ナンバー。優しいメロディを力強く丁寧に歌い上げる厚志のヴォーカルは高く伸び、秀三のギターも様々な色を曲の中に落としてゆく。ヴォーカルに寄り添うコーラスも美しく、石鹸屋の持つ繊細さが抽出された美しい楽曲になっている。厚志が作詞作曲を務めたc/wの「アニー」は「青い雲」から一転、初期の石鹸屋を彷彿させる非常に男臭くて熱いロック・ナンバー。コール&レスポンスが出来そうな掛け合いや各パートのキメなども織り込まれているので、ライヴで盛り上がること必至だ。Track.3には1月4日に開催されたワンマン・イベントでの「スピアソング」のライヴ・テイクを収録。(沖 さやこ)