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デビュー作がWIRE誌のアルバム・オブ・ザ・イヤーを獲得したLaurel Halo、ボーナス・トラックが追加収録されたニュー・アルバム『Chance Of Rain』の国内盤を11/2にリリース

2013.10.03 12:00

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2012年のデビュー作『Quarantine』がいきなりイギリスのWIRE誌のアルバム・オブ・ザ・イヤーを獲得し、その他Guardian紙、Pitchfork、Resident Advisorなどの主要メディアからがこぞって賞賛するなど衝撃的に登場したLaurel Halo。アートワークに日本の現代美術家、会田誠の"切腹女子高生"を使用したことでも話題となった彼女が、ニュー・アルバム『Chance Of Rain』の国内盤を11月にリリースすることを発表した。

Grimesを筆頭にMaria Minerva、Julia Holter、Inga Copeland(HYPE WILLIAMS)らの活躍で活況を迎えるインディー・ダンス・シーンの宅録女性クリエイター達の中でも、ブルックリンを拠点に活動する彼女の音楽は、テクノへの憧憬を滲ませながら展開するサイケデリックな音と魅惑的な歌声によって、誰とも比較することの出来ない輝きを放っている。

本作『Chance Of Rain』は、さらなる変化を見せている。デトロイト・テクノ、U.K. テクノ、ジャーマン・テクノ譲りの硬質なビートを前面に打ち出しすことで、いわばベッドルームでの恍惚を抜け出して、フィジカルなサウンドを追究するトラックがある一方、静謐なピアノが 鳴り響く「Dr. Echt」と「-Out」で全編を挟む構成や、バレアリック・ハウスへの接近を感じさせるトラックなど、フィジカルに訴える音と従来 の神秘的な雰囲気とを見事に融合。一見矛盾する要素によって、ここに はLaurel Haloの多様性、そして高貴なまでの実験精神が鮮やかに閉じ込められている。

日本盤には、ボーナス・トラックが追加収録される。気になる方は是非チェックしていただきたい。

デビュー作『Quarantine』リリース時に公開されたPitchforkによるインタビューは以下より。

Laurel Halo Expands Light and Space

▼リリース情報
Laurel Halo
laurel_halo_packshot.jpg
『Chance Of Rain』
2013年11月2日リリース予定

[トラック・リスト]
1. Dr. Echt
2. Oneiroi
3. Serendip
4. Chance Of Rain
5. Melt
6. Still/Dromos
7. Thrax
8. Ainnome
9. -Out
10. Sex Mission*Bonus Track for Japan

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