DISC REVIEW
Overseas
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Laurel Halo
Chance Of Rain
ビートの反復が生み出す恍惚と表裏一体の酩酊。GRIMESと並ぶ宅録女子ムーヴメントの代表アクトとして、一躍、インディー・ダンス・シーンで注目されたブルックリンのアーティスト、Laurel Haloがこの2作目のアルバムで追求するのはまさにそれだ。この作品を完成させることは前作の成功後、ベッドルームを飛び出して、世界各国をツアーしながら吸収したものを作品に還元するという試みでもあったようだ。ヴォーカル・トラックを大胆に切り捨てたところからもストイックともアグレッシヴとも言える彼女の取り組み方が窺えるが、作品そのものはクラシックの教育を受けたというバックグラウンドを思い出させるピアノ・トラックで多彩な曲の数々を挟むという構成。自らの殻を破るような挑戦がなんとも痛快だ。
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