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Japanese
山上(Vo)、トマト(illustration)、T(music)からなる音楽ユニットによる、約3年ぶりのアルバムであり、2ndアルバム。ジャジーな大人っぽいムード、シティ・ポップな懐かしさ、オリエンタルな情緒など、様々な舞台を行き来するトラックの上で、凛と澄んだ山上の歌声が響き渡る。全員が"ここでしかできない"、"今しかできない"ことに挑戦していると伝わってくる、実験的な表現の数々。イラストのトーンが象徴的だけれど、ほとんどの楽曲に共通しているのは、ひんやりと鋭利な質感だ。様々なジャンルや音色を包括する"なんでもあり"なカオスの中に、刹那や孤独が"当たり前にある"と感じられる世界観は、現代の写し鏡のよう。ラストの「Sybil」のアコースティックな温かさが、救いのような余韻を残す。
3人組音楽ユニット BINによる待望の1stアルバムが完成した。代表曲とも言える「チルドレン」は大人への"猜疑心"をハスキーな歌声に乗せて訴えており、聴き手の年代に問わず心にグサリと刺さるものがあるだろう。さらに、悲劇をジャジーに奏でる「インスタント」、ダークネスと和テイストを融合させた音を鳴らす「灰燼」、退廃的な歌詞とエレクトリックなサウンドが印象的な「シニカル」など、どことなくメランコリックな雰囲気を漂わせる。全面的に鬱屈な感情を曝け出しもがく姿は、絶望を表しているのではなく、理不尽な世界であっても強く生きていく決意表明のようにも感じる。そんな3人が生み出す、冷たくも孤独にさせないような独特の世界観にいつまでも浸っていたいと思ってしまう。
匿名的であることで、主人公の見る景色や感情を内面化できる――成長と変化の2ndアルバム『Melt』
厭世的且つ衝撃的なヴィジュアルと歌、サウンドで話題のBIN。生身の人間を秘匿することでリアリティを生む理由
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