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様々なバックグラウンドを持ったエレクトロ・ポップ・バンド、A11yourDaysによる1年ぶりのミニ・アルバムは、すでにライヴでも披露している「Blue」、「Stella」など全7曲を収録。力強いバンド・サウンドでありつつ、キラキラとした鍵盤と、SOGYONによる光溢れるペールトーンの声色がアンサンブルを輝かせ、曲を明るく仕立てている。声のキャラクターを生かした伸びやかで高揚感のあるメロディは、今作でさらに磨かれた。日常の温度を少し上げて、気持ちを引っ張り上げてくれる日々のエンジンになり得る楽曲たち。聴き手にいい距離感で寄り添って、時に背中を押し、またドリーミーな音響感でひとりの時間を優しく彩る作品になった。バンドとしての自信や、湧き出る発想力が形になっているのを感じる。
バンド名にもアルバム・タイトルにも、"聴いてくれる人と共に歩んでいきたい"という意思が表れているが、楽曲や歌詞に関しても同様で、リスナーと同じ目線で描かれており、一本筋が通ったバンドであることがわかる。ポップスど真ん中を射抜くUKと、ヴォーカリストらしいパーソナルな感性を覗かせるSOGYONという、ふたりのソングライターの特徴も興味深い。曲名や歌詞とリンクするようにベルの音が散りばめられた「Bell」、青空のもとでシンガロングしたいフレーズも盛り込まれている「Kite」、プレイヤビリティが光るファンク・チューン「Talk About」など、どれもポップでありながらひとさじのスパイスが加えられていて、百花繚乱の音楽シーンの中でも埋もれない可能性を感じさせられる。これからも楽しみになる第一歩だ。
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