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Japanese
前作『erie』から半年で届けられた2ndミニ・アルバム『トロイメライ』。今作は制作が前作とほぼ同時進行で進めていたということもあり、正直バンドの明確な革命や進化を提示する作品ではない。しかし彼らの持ち味である叙情的でエモーショナルなサウンド、繊細な世界観は更に深く表現されており、人間という強く弱い生き物をerieとしてしっかりと描いた生々しさに満ちたミニ・アルバムになっている。結成当初に作られたという「枯花」は、結成時の衝動とバンドの成長が合致したまさに今のerieの名刺代わりになる楽曲。そして「最初の喪失」の狂気すら感じるサウンドはこのバンドの類稀なるポテンシャルを滲ませる。形骸化した“エモ”に警鐘を鳴らすフィジカルな作品だ。
2009年より活動を開始した5人組エモ・ロック・バンドerieのデビュー・ミニ・アルバム。まるで人間の喜怒哀楽のごとく激しく変化するサウンドと歌で貫かれた世界観はRADWIMPS meets envyと称されている。それは2010年にRO69JACK(ロッキン・オン主催オーディション)にて入賞を果たすキッカケとなった「hope」を聴けば納得して頂けるだろう。静寂と轟音の見事な使い分けと壮大な音像を表現する演奏力は、もはやエモ系という言葉だけでは説明できないほどのオリジナリティに満ちている。そしてバラード曲である「e.」からはバンドとしての音楽性の幅広さと深みも垣間見える。音楽に対する熱い思いと真摯な姿勢がストイックなまでに詰め込まれた力作。
日常で感じる色んな感情を全部音にしようと思いました
静寂と轟音。壮絶なまでのエモーションを放つerie、デビュー・ミニ・アルバムをドロップ
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