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神戸発の4ピース・バンド、フリージアンの初のフル・アルバム。最新曲はもちろん、前身バンド時代やそれ以前から温めてきた曲も収録。セルフタイトルに相応しい、メンバー4人の音楽人生が凝縮された作品となった。カントリーの匂いを纏いながら疾走するオープニングの「イエスタデイワンスモア」から、みんなで歌いたくなるメロディと抜群に気持ちの良いヴォーカルというこのバンドの魅力をダイレクトに堪能できるだろう。ガンガン前に出てくるギターも、独特な軌道を描くベース&コーラスのラインも、楽曲の魅力を加速させるドラムもとにかく爽快&痛快で、12曲があっという間。豊富な楽曲バリエーションから、"メンバー全員セカンド(サード)キャリア"だからこその深みも感じられる。(蜂須賀 ちなみ)
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関西のライヴハウス・シーンを中心に注目を集めるバンド フリージアンが、初のクリスマス・ソングを誕生させた。聖夜の煌びやかな情景を描き出すような壮大なアレンジは影を潜め、あくまでマエダカズシの歌を中心に据えるかたちで練られたサウンドメイクが潔い。"サブスクでギター・ソロが飛ばされる時代"に抗うように大サビ前で轟くエッジーなギター・サウンドには、彼らが数々のステージで放ってきたとびきりの熱量と勇敢さが滲む。表題曲では"光の差す場所"、カップリング曲「ムーンパレス」では"光は射して"と共通して"光"という単語が登場。何より"希望"に目を向けポジティヴに歌う、求心力に長けたバンドなのだろう。寒い冬は続くが、ド直球な歌声とバンド・サウンドが聴く者の鼓動を加速させ、身体の芯まで温めてくれそうだ。(寺地 悠)