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3人体制になっても、その足を止めることなく駆け抜けた2021年を締めくくるタイミングで放たれる、現体制初のフル・アルバム。1曲目の「Mayday」から、AIRFLIPらしい爽快感たっぷりの楽曲を次々に畳み掛けていくが、メリハリを利かせたアレンジメントによって、これまでよりもドラマチックさが格段にアップした。心地よいメロディが力強く耳に飛び込んでくる。クローザーの「New Year's Day」では、煌びやかなディレイ・ギターを押し出したサウンドで新たな挑戦を試みていて、またここからさらなる広がりを見せそうな予感も。バンドのカラーとしても使用している赤色(=RED)をタイトルに掲げ、勇気と希望を真正面から高鳴らしたポップ・パンクに、心も身体も激しく揺さぶられる。(山口 哲生)
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冒頭曲「Under The Rainbow」から従来のAIRFLIPとはひと味違うことがわかるだろう。2ビートを用いた1分台のショート・チューンで幕を開けるミニ・アルバムは、ツアーで感じた経験を落とし込んだ野心作。何よりライヴハウスを意識し、フィジカルに訴えるスピードやダイナミズムを重視した楽曲がずらり。モッシュ&ダイブしたくなる音像は、コロナ禍においては難しいけれど、いつか揉みくちゃになれる日を想定して作られており、聴いただけで汗が吹き零れそう。今作はKubotyをサウンド・プロデュースに迎えたこともあり、メロディック/ポップ・パンク色は強まった印象。アニメ"EX-ARMエクスアーム"OP曲「Rise Again」を含めて粒揃いの楽曲群だ。(荒金 良介)
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元YELLOWCARDのWilliam Ryan Key初プロデュースによるメジャー1stフル・アルバム。OP曲「Fly Away」から爽やかな歌メロが空間一杯に広がっていく。「Meaning」は"ウォー! ウォー!"の合唱パートを仕込んだ曲調で、ライヴで汗だくになって拳を突き上げたくなる高揚感が詰め込まれている。また、2ビートで突っ走る「Sunday」も迫力満点だが、デモ時代の曲「Lost Wave」はエッジ際立つリフがかっこ良く、90年代のメロディック・パンクが頭を過る硬派な曲調。そう、初のフル・アルバムということもあり、曲調のバラエティも豊かで粒立ち鮮やかなナンバーが揃った今作。「Days In Avenue feat. William Ryan Key」はRyan自らも参加し、ポップ・パンク好きにはたまらない1枚だ。(荒金 良介)
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約1年ぶりとなる6曲入りミニ作は、彼らの現在地を刻みつけた1枚に仕上がっている。洋邦のポップ・パンクから多大な影響を受けてアウトプットしている楽曲群は、どれも耳にスッと馴染みキャッチーな輝きを放つ。さらに英語と日本語、あるいはその両方をブレンドさせた歌詞は強力なフックとなり、一緒に口ずさみたくなる親しみやすさがある。頭を空っぽにして身を委ねたくなる快活なサウンドを鳴らす一方、メッセージ性を込めた歌詞もじっくり読み込んでもらいたい。今作も豊かな球種を取り揃え、全編日本語詞で挑んだ「Way Home」は怒濤の2ビートで攻めまくっているし、壮大なスケール感で聴く者を包む「Star Journey」にはゲスト・ヴォーカルにRyan Key(ex-YELLOWCARD)が参加している点も要注目だ。(荒金 良介)