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Japanese
1stアルバムにはバラエティ豊かな曲調で13曲が収められていたが、本作ではその中の"エモくてカッコいい"方向に舵を切ったような印象だ。表題曲「にんげん」は、躊躇する気持ちと、それを奮い立たせて前に進もうとする意志を、疾走感溢れるバンド・サウンドに乗せて歌い上げた1曲。メンバーひとりひとりの顔と、それぞれの歩んできた道のりが思い浮かぶほどのリアリティは、この曲が彼女たちだからこそ歌える曲であることを物語っている。これまで以上に磨きを掛けた、感情が迸るような歌声も聴きどころ。c/w「23:59」の作詞を手掛けたのはウルウ・ルで、前作でも感じさせた彼女の作詞の才がここでも大きく花開いている。一語一語丁寧に紡がれた言葉は、歌詞カードを片手にじっくりと堪能してほしい。
BiSH、GANG PARADEらが所属する"WACK"の新ユニット CARRY LOOSEが、デビュー作にしていきなりの名盤を完成させた。Track.1「やさしい世界」は、ギター、ベース、ドラムのシンプルなバンド構成で優しく柔らかなサウンドスケープを実現した、チルでロックな珠玉の1曲。作詞の才能が開花したウルウ・ルの美しく叙情的な歌詞も堪能してほしい。続く「CARRY LOOSE」での感情が迸るヴォーカルと、心を揺さぶるようなエモーショナルなサウンドは、YUiNA EMPiREいわく"エモくてカッコいい"を目指しているグループを象徴するナンバーに。そんな軸があるからこそ、エレクトロあり、ロック・ナンバーありと、バラエティ豊かながらもまとまりのある1枚に。
"CARRY LOOSEは詞を届けたい"という共通認識が固まってきた
みんなが笑顔で肩を組んでいて、"幸せ"みたいな感じです、CARRY LOOSEは
2020.08.01 @
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フィルフリーク ツカダユウキの“サブカル部!”
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