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Japanese
「アイオライト」は映画"氷菓"の主題歌、「蒼い炎」はアニメ"ブラッククローバー"のエンディング・テーマというダブル・タイアップ・シングル。滑舌がよく言葉を明確に伝えることのできる伊東歌詞太郎(Vo)の歌や歌詞の内容、それをさらに遠くへ飛ばすためのサウンドメイキングは、ポジティヴになりきれない人も含め、現状の先へ踏み出そうとする全員のことを等しく照らすようなもの。"キラキラと輝く誰か"に焚きつけられ覚醒していく人間が主人公であることが"氷菓"と"ブラッククローバー"の共通点だが、そのテーマと、バンド活動がうまくいかなかった過去を持つイトヲカシのマインドが共鳴したのだろう。2曲とも明るいのになんだか泣けるのは、そこに剥き出しのふたりがいるからだ。
主にネットの世界や路上で活動してきた2人組音楽ユニット、イトヲカシが結成から5年、満を持して完成させた1stフル・アルバム。2枚のシングル『スターダスト / 宿り星』、『さいごまで / カナデアイ』に、変化球とも言える曲も含めた新曲6曲を加えた全10曲を収録。バラードからロック・サウンドを打ち出したアップテンポのナンバーまで、彼らのイメージとしてまず思い出す、ストリングスとピアノをフィーチャーしたドラマチックなアレンジだけに留まらないバラエティに富んだ作品になっている。J-POPを掲げながら、その中には挑戦と言えるアプローチも。歌モノとしてのメロディの良さは言うまでもないが、そこに乗る心情吐露だけに終始しない歌詞も言葉の使い方、選び方共にじっくり味わいたい。
"教室の窓の外を眺め/何が正解か見失うけど"。一瞬にして学生時代にタイムスリップするような、ピアノとストリングスのイントロに続く歌い出し。イトヲカシがキットカットの受験生応援キャンペーンのために書き下ろしたミディアム・ソング「さいごまで」は、いちアーティストからの応援歌というよりも、"いまの受験生"と同じように、必死に机に向かい、その結果に泣き笑いした"かつての受験生"から贈る、とても親身な応援歌だ。やたらにがむしゃらで、バカみたいにひとつのことに打ち込めたあのころを思い起こさせる、イトヲカシらしいノスタルジックな曲調は、とうの昔にその時代を通過した大人にも響くものがある。もうひとつの表題曲「カナデアイ」は、一転してアップテンポなロック・ナンバー。「さいごまで」と対になる、いつになく感情を剥き出しにした伊東歌詞太郎の衝動的な歌唱がぐっときた。
インターネット・シーンで歌い手&ボカロPとして人気を誇る伊東歌詞太郎(Vo)と宮田"レフティ"リョウ(Ba/Gt/Key)によるユニット=イトヲカシ。彼らがリリースするメジャー・デビュー・シングル『スターダスト / 宿り星』は、どんな世代にも愛される普遍的な名曲を作りたいという信念のもとに完成した。"星"がテーマとして掲げられ、未来や大切な人に向けて抱くありのままを綴った両A面。「スターダスト」はライヴで盛り上がること必至のロック・ナンバーで、「宿り星」は美しいストリングスが彩る王道のバラードだ。対照的でありながら、どちらも奇をてらわない盤石のサウンドメイキングであることが、バンドのスタンスをよく表している。大きな夢へと進むふたりのロマンが詰まった快作だ。
イトヲカシが完成させた、心を伝える言葉、メロディを大切にした王道のJ-POPアルバム
人気上昇中の2人組が嘘偽りない言葉を 胸を打つメロディに乗せたシングルをリリース
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