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KASABIAN
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2009.08.07 @千葉マリンスタジアム&幕張メッセ
Writer 遠藤 孝行
毎年の様に来日を果たしてくれているKASABIAN。僕が初めて彼らのライヴをみたのは2005年のSUMMER SONICだった。大きなマリンスタジアムに響く彼らのサウンドは大胆不敵でとにかく圧倒された。こんなに大きなバンドなんだと、驚き認識を改めた。実際、今英国の中でもこれだけスタジアムが似合うバンドはいないだろう。傑作である3rdアルバム『Lunatic Asylum』をリリースし今回のSUMMER SONCでもMOUNTAIN STAGEのヘッド・ライナーを務める。期待をパンパンに膨らませ登場を待つ。
MOUNTAIN STAGEはこの日一番の入り。後ろまでオーディエンスが溢れかえっている。新作の冒頭を飾る「Underdog」のイントロが流れ出し、メンバーが登場。メイン・ヴォーカルであるTom Meighanの髪がさっぱりしていて、いつもと違う雰囲気に驚く。
オープニングから腰に来る太いグルーヴが会場を包む。佇まいと存在感が今まで観てきたバンドと違う。やっぱり彼らは大きなステージが似合うと改めて思う。「Shoot The Runner」、「Processed Beats」と攻撃的なナンバーで畳み掛けてくる。オーディエンスへの煽り方もさすがにお手のもので、観客はさらに沸きあがる。この日のセット・リストは新作からのものを中心としつつも、ヒット・ナンバーを織り込んでいるというみかなり理想的なものだった。数々の代表曲を持っている事も彼らの強みだろう。僕が一番印象に残ったのは新作から演奏された「Fire」。彼らにしか出来ない独特のグルーヴとメロディ・ライン。今の彼らを象徴する曲だろう。
ただ、この日ヴォーカルのTom Meighanの声の調子が良くなかったのは確かで、2007年のSUMMER SONICでのパフォーマンスを観た人によると、その時の衝撃には及ばなかったとの事。聞く所によるとこの日のTom Meighanは風邪を引いていて体調が最悪だったらしい。しかし、それを差し引いてもトリを務めるには十分なプレイだった。今後のKASABIANからも目が離せない。
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