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Japanese
"TURN IT UP!Tour" 11月23日(土・祝)東京 町田SDR OPEN 18:30 / START 19:00
ポップ・パンクがもはや日本人にとってエバーグリーンな人間讃歌として定着したことを若きまなつに思い知らされる。それぐらいこの1stフル・アルバムで彼らはピュアにいい曲を詰め込んだ。奇しくもコロナ禍でいつもの季節が止まってしまったような無為な時間と再会を願う「僕たちの答え」、逆説的にロックンロールは死んでいないことを歌う「ヒーロー」、カオティックなガレージ・パンクの「月に叢雲、花に風」、照れもありつつ未来も変わらないツレでいようと歌う「20XX」、失ってしまった大きな存在を思わせる「拝啓」など、ジャンルも世代も超えた普遍性を獲得した楽曲が並ぶ。すでに配信リリースした「光芒」が、アルバム全体を引き締め、いろんなことを諦めざるを得なかった2020年のその先へ向かう勇気をもたらす。
3ヶ月連続配信リリースの3曲は各々異なるカラーがまなつの音楽的なレンジを体現。「あたたかくなった頃には」はミディアムのシャッフル・ナンバー。ふたりだけの世界を走っていくような映像が浮かび、表現がスウィート且つ切ない。「夜のこと。」は曲構成が主人公の心情と光景とシンクロした、失恋を描いた曲。静かなAメロから"君を連れ去っていった"電車が走り出すようなテンポ・アップや、アウトロも続いていくドラムがさらに映像を立体化する。新機軸を聴かせた2曲に続く4月リリースの「光芒」は、ザクザク刻まれるギター・カッティング、速いBPMがまなつらしい1曲だ。愛しい人やその人がいた街の景色と、移り変わる季節。その早さを受け入れて前進するようなニュアンスを、曲の体感に昇華するセンスが光っている。
このアルバムは"コロナでつらかったね"で終わらせるんじゃなく、"その時間を過ごしたうえでどうする?"っていう気持ちが強い
この見た目で固定のジャンルじゃダセぇなと思うし、何をやってもまなつの音楽になる自信はあるので
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