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Japanese
[1st Full Album 「i my me mine」Release Tour 2023 "飾らない私を愛してツアー"] 5月21日(日)仙台 LIVE HOUSE enn 3rd OPEN 17:30 / START 18:00 w/ マイアミパーティ / SHIFT_CONTROL / PLOT SCRAPS
東京を拠点に活動する3ピース・ロック・バンド、Plot Scrapsの2ndミニ・アルバムが完成した。ヴォーカル 陶山良太の少年性を感じさせるような澄んだ声で歌われるのは、彼が苦難していたという10代の頃の経験をもとに描かれた歌詞の数々。少し鬱屈としていて危うさもありながら、"誰かの希望になり得る作品を作りたい"という陶山の思いのとおり、様々なかたちの希望が見いだされる歌詞世界が展開されていく。さらにそれを彩るのは、複雑に構築されているのに親しみやすい、洗練されたアンサンブルだ。今作について、名だたるアーティストや関係者からのコメントが多数集まっていることからも、彼らへの注目度の高さが窺える。青く瑞々しい衝動が迸る、ギター・ロック・ファン必聴盤。
岐阜発のギター・ロック・バンド SHIFT_CONTROLの3rdミニ・アルバム。ハイトーンが冴え渡り、世界が開けていくような展開のオープニング・トラック「Actor」で、しょっぱなからシフコンというバンドの"らしさ"が全開のロック・サウンドを響かせる。また、ほぼ英詞で構成された表題曲「inVisible」の持つ憂いは、アルバムの核でありながら異彩を放ち、それでいて王道ギター・ロックのど真ん中を攻める絶妙さ。"いまだ歌っていたい"、"夢を見ていたい"、そう歌う「ハイファイナイト」は、踊れるビートでありながら切なさが押し寄せるさまがエモい。"激情系"を掲げ感情が迸るフレーズも相まって、目には見えなくとも(=invisible)バンドの音の存在感を確かなものとして印象づける傑作。
"元彼のことを曲にする"という言葉通り、実体験から紡ぎ出される言葉の数々はリアルで、何より純度が高い。そんなnolalaの1stフル・アルバムには、これまでの"元彼"との恋愛をはじめ家族のこと、自身のこと、彼女たちの人生そのままを歌った12曲を収録。本音とほんとを曝け出し、この3人ならではのツイン・ヴォーカルとコーラス・ワークを武器に、時に切なく時に瑞々しく、"飾らない私"で勝負する。バンドの決意表明とも取れる「明日が最後でもいいと思えるように」から、そのままの自身を愛し、愛されたいと願う「6畳1Kとジャズマスター」までに現れるいろんな"私"。そのすべての"私"を丸ごと抱きしめ、この先へと進んでいこうとする姿には、もう希望しかない。nolalaの未来を表す1枚が完成した。
新メンバーを迎え、2017年7月より現在の編成で活動している札幌発の4人組にとって、初めての全国流通盤となる1stミニ・アルバム。タイトルでも謳っているとおり、話せてなかった心の内を吐露しているという意味では、今風のナイーヴなロックには違いないが、常に前のめり気味のしゃがれ声のヴォーカルとフォーク・パンクなんて言ってみたい目の粗いバンド・サウンドで、その他大勢に差をつける。6曲中5曲が5分超え。作詞を担当するさくらいたかよし(Vo/Gt)には歌いたいことがたくさんあるらしい。バンド名と演奏している音楽のギャップにも意表を突かれる。勢いだけに頼らず、ミドル・テンポの演奏を淡々と聴かせるフォーキーな「あいまい」のような曲にも挑戦する心意気も好感が持てる。
全部を曝け出して書いた曲、全部を曝け出した自分たち。いろんな"私"が入ってます
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