Japanese
2022.12.02
juJoe
下北沢ERA
"juJoe presents「あしたのために〜スペシャル床マッチ3〜」"
12月2日(金)下北沢ERA
OPEN 18:30 / START 19:00
出演:juJoe / KAKASHI / Large House Satisfaction / juJoe(O.A.)
PRESENT
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KAKASHI
Life is beautiful
よりライヴで演奏することを意識して制作されたという4ピース・バンド KAKASHIの1stフル・アルバムは、疾走感のあるアンセム・チューンはもちろん、アイリッシュなリズムが小気味よい楽曲やミドル・ナンバーも含む、緩急巧みな12曲を収録。まるでひとつのステージのような起承転結を、アルバムの中で完成させた。そして、たびたび登場する"僕ら"という主語が象徴するように、聴き手とゼロ距離の言葉選びが光る。常に自らの"今"から削り出す血の通った言葉は、同じ時代を生きる人々の心に自ずと重なる。"こんな世界で僕らは/生きていたいと願って/強くなりたいと願うんだ"(「愛していたい」)と、人との触れ合いを渇望する今、より深くに響くメッセージが詰まっている。
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KAKASHI
PASSPORT
劣等感を反逆の意志に変える群馬発の4人組ロック・バンド、KAKASHIの2ndミニ・アルバム『PASSPORT』。初の全国流通盤となった前作『ONE BY ONE』から1年足らずでリリースされた今作は、いかにも彼ららしいタイトルの「ドブネズミ」から始まる。相変わらず物事の"終わり"を夢想しながら、泣きたい夜を越え、それでも信じるものを手離さずに生きていくための泥臭い歌たち。"歌うべきこと"がより研ぎ澄まされた堀越颯太のヴォーカルには、安心して心を委ねられる強さが芽生えた。アルバムのラストには、まるで彼らの主催フェス"灯火祭"のテーマ・ソングのような、優しいメロディで泥まみれの過去を肯定する「愛しき日々よ」を収録。まさに笑い合う未来へのパスポートだ。
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KAKASHI
ONE BY ONE
地元で開催した自主企画サーキット・イベントをソールド・アウトさせるなど追い風に乗る結成6年目の群馬発4ピースが満を持して初の全国流通盤リリース。初期曲「ドラマチック」とフリー・サンプラーとして配布していた「違うんじゃないか」を収録した全8曲は、アレンジや演奏、言葉の面でもスタートを切ったがむしゃらさと粗削りさを感じさせる。彼らの原動力でもある"劣等感"。そこから生まれる葛藤や焦燥がそのまま投影されたヴォーカルは吐き捨てるように強いエネルギーで言葉を発し、こちらの心情をかき乱すほどに強い想いを孕んでいる。アマチュア・バンドとして自力だけで活動してきた彼らが、その活動で手にしたものを封じ込めた作品だ。アルバムのラストを飾る壮大なミディアム・ナンバーの存在感が光る。
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Large House Satisfaction
Highway to Hellvalley
自主レーベル"小林田中時代"から初めてリリースするミニ・アルバム。天性のしゃがれ声を持つ小林要司(Vo/Gt)のヴォーカルは、これまでもバンドの名刺代わりとして異彩を放ってきたが、今作では"名刺程度では生温い"と言わんばかりの熱量が全楽曲から漏れ出している。タイトルからAC/DCへのオマージュを捧げ、冒頭「sHELLy」からは伝統的なジャパニーズR&Rを更新するギラついた殺気を纏っている。ブルージーな入りからTHE BEATLES「Hey Jude」を彷彿とさせる展開の「STAND」ではロックという音楽の寛容さを感じとれるだろう。音楽ジャンルとしてではなく"ロックンロール文化"そのものを高らかに掲げた彼らは、今作を機に"ロック・バンド"を背負う頼もしい存在となり得るかもしれない。
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Large House Satisfaction
SHINE OR BUST
約1年振りとなるミニ・アルバムは、前作で試みたポップなメロディ、サウンド・アプローチをさらに明確にした作品。リード曲「Crazy Crazy」のシンプルで単純明快なギター・リフ、ストレートなリズム隊の演奏はメロディの良さを存分に活かしたもので、しゃがれ声を封印して歌う小林要司(Vo/Gt)のクリアで色気のあるヴォーカルもこれまでにない魅力を聴かせてくれる。一方で、SNSをテーマに怒りに満ちた歌と演奏で突っ走る「セイギノシシャ」、スケールの大きなサウンドを聴かせる「SHINE OR BUST」、矢継ぎ早に言葉が出てくる「Child Play」は観客の熱狂ぶりが浮かんでくるようなライヴ感満点の楽曲。これ以上ないカッコいい演奏といいメロディが詰まった、間違いなく彼らの代表作になるであろう傑作!
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Large House Satisfaction
Sweet Doxy
賢司(Ba)と要司(Vo/Gt)の小林兄弟と田中秀作(Dr)からなる3人組が前作から1年3ヵ月ぶりにリリースするミニ・アルバム。ギミックに頼らない、今時珍しい正統派のロックは、そこに嗄れ声で吠えるように歌う要司のヴォーカルが加わることでキョーレツなインパクトを生んでいるが、その意味ではすでにライヴ・アンセムになっているTrack.1「トワイライト」よりもメロウなTrack.2「Jealous」や明るいTrack.3「Stand by you」のほうが聴きどころと言えそうだ。ガレージ・ロックからバラードまで、限られた編成の中で曲ごとに変化をつけるアレンジも見事だが、今回、初めて"女性"や"恋心"をテーマにしたことも曲調を広げるきっかけになったのかも。いろいろな意味で広がりが感じられる充実作だ。
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HIGH VOLTEX
小林要司 (Vo/Gt)と賢司 (Ba)の兄弟と田中秀作 (Dr)からなるスリー・ピース・バンドLarge House Satisfactionのニュー・アルバム、この作品は新たな彼らの1stアルバムといっても過言ではないくらいの新鮮なパワーに溢れた作品だ。シングル『Traffic』で提示したシンプルかつキャッチーでありながら、ロックのダイナミズムと黒いグルーヴはそのままに更なる音楽的な広がりを見せている。今作のリード・トラックの「Phantom」からTrack.7のLHS流ダンス・ロックの「Jah」、メイン・ストリームへのアンチテーゼかのようなポップなアプローチなどTrack.10の「タテガミ」など、一気に駆け抜ける11曲。彼らの物語の新たな始まり、それにしてはあまりにも鮮烈なインパクトを残していく。
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