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Japanese
"polly Release Tour「Pray Pray Pray」" 1月10日(月・祝)京都GROWLY OPEN 17:30 / START 18:00 ゲスト:EASTOKLAB / mother / Great Youth(O.A.)
エレクトロやミニマル・ミュージックの表現方法を持ちつつ、EASTOKLAB(読み:イーストオーケーラボ)が独特なのは、アフリカン・リズムを熱くない音色として鳴らすバランス感覚。そのサウンドと寒い国の音楽を想起させるどこまでも澄み切ったシンセやギターのディレイが作るレイヤーが、ただ雰囲気のいい音楽であることをどこか拒むように伝えていると思えてならない。日置逸人による、ジェンダーを感じさせず、ファルセットが特徴的なヴォーカルは、明確に意味が成立する日本語詞で主に過ぎ去っていった事柄や、それを思う心象を描く。かつてギター・ポップやオルタナティヴ・ロックが描いたものの芯にある思いを、選び抜いた少ない音数で構築する、意識的且つ音楽的なバンドのデビュー・ミニ・アルバム。
2022年にギタリストとベーシストが脱退し、志水美日(Key/Cho)を迎えて3ピースになったpollyの新体制初EP。前作同様"別れと再会"をテーマにしつつ、前作よりも"別れのあとの自分のリアルタイムな想い"にフォーカスしたという本作は、引き続きシューゲイズ・サウンドを基調にしつつ、「ごめんね」に顕著な、地声に近い歌声をあえて使うといったヴォーカリゼイションの変化があり、「Snow/Sunset」では女性コーラスの新規参入により物語性の奥行きも増していて、新たなpollyのシューゲイズが感じられる仕上がりになっている。特に「K」は越雲龍馬(Vo/Gt/Prog)が初めて母への気持ちを歌にした温かなナンバーで、歌心がこもった近作の彼らのひとつの到達点のように感じられる。
自主レーベル"14HOUSE."設立後初のアルバム。シューゲイザーなどの影響を色濃く映す、浮遊感あるサウンドのイメージが強いバンドだが、一歩深く踏み込めばそこにあるのは、優しいだけではない音の濁流だ。カオティックなサイケ・サウンドから、恐怖を感じるほどのアンビエント的な音の奔流まで――脳髄に直接作用するようにじわじわと胸がざわめくが、クライマックスの「言葉は風船 (hope)」や「点と線」の、唱歌的なメロディと絹のように滑らかな越雲龍馬のヴォーカルには、まるで鎮魂歌のような途方もない優しさと郷愁が満ちている。「狂おしい (corruption)」、「刹那 (canon)」など既発楽曲のリアレンジ4曲も収録された、pollyというバンドの奥行きを存分に感じられる1枚。
大切なものを大切だなと感じたまま、ずっと生きていくための記録なのかな
2016.08.16 @新木場STUDIO COAST
2015.08.19 @新木場STUDIO COAST
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