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Japanese
"爆音九愛ツアー" 12月10日(金)新潟CLUB RIVERST OPEN 18:00 / START 18:30 出演:ナキシラベ / 知る権利 / lazuli rena nicole / eriha / トモエ
新潟発の4人組バンド lazuli rena nicoleが、初の全国流通盤となるミニ・アルバムをリリース。ポスト・ロック、変拍子、オルタナなどの要素を取り入れたサウンドと、ストーリー性の高い歌詞、その世界観には、聴く者をグッと引き込むような強い力を感じる。今作に限らず、曲を作るうえで"生きること"を大きなテーマとして掲げ、哀情や皮肉を含みながらも、その日常に僅かな光を見いだしていく。この作品は、ラストの「prologue」がTrack.1「敗戦歌」の前奏となっていることで、それぞれ物語の異なる曲たちが、ひとつの作品として繰り返されるという仕掛けも面白い。また、今作自体がバンドの"プロローグ"となり、新たな物語の幕開けも表している。ここから一歩踏み出す彼らの決意が窺える1枚。
オリジナル・メンバーの脱退を受け2018年元日に"知る権利"からバンド名を変更した郡山発の3ピースが、改名後初の全国流通盤をリリース。タイトルの"みなみ"に掛けて、郡山から見て南に位置する"東京"や、激動ながら実りや気づきのあった1年間を美しい波に喩えた"美波"など、様々な"みなみ"にまつわる楽曲が揃う。どの楽曲も楽器ひとつひとつのフレーズや音色を生かしたアプローチが多く、わかりやすい言葉でありながら余韻を残した歌詞も含め、奥行きのある世界観に浸ることができる。知る権利時代の楽曲の歌詞を引用しながら現在の萬屋樹太郎(Vo/Ba)が持つ人生哲学を綴った「Beautiful」の説得力の強さはひとしお。シンプルなフレーズを優しくも堂々と鳴らすサウンドも心地いい。
一曲一曲がまったく違う世界の物語のような感覚になる音源を作りたかった
3人に余裕があって、ある種自然に流れるままにできたアルバム
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