Japanese
LianRouge
2022年08月号掲載
Member:Hima(Vo) Masaki(Gt) AYA(Ba) 結(Dr) Rinoka(Key)
Interviewer:米沢 彰
"GAMUSYALIVE -GAMUSYALABAND AWARD-"にて"投げYell"投票1位を獲得したLianRougeへのインタビューを実施。"夢カナYell MUSIC VIDEO CONTEST 2022"への応募から、"ガムシャラバンド賞"の受賞、"GAMUSYALIVE"出演&1位獲得と、夢を叶えるためガムシャラに歩みを進めてきた彼女たちに今のこと、そして未来のことを訊いた。
夢を叶えるステージ"GAMUSYALIVE -GAMUSYALABAND AWARD-"にて、 最多"投げYell"獲得を果たしたLianRouge初インタビュー!
-今回Skream!では初のインタビューとなりますので、まずは簡単にバンド結成の経緯や現在の活動の紹介をお願いできますでしょうか?
Hima:私たちは2021年7月10日に赤羽ReNY alphaにてLianRougeとして活動を始めました。初めは4人で活動をしていて、ギターはずっとサポートの方にお願いしていました。そしてギターのMasakiと出会い、活動を重ねていくなかで2022年1月30日の主催ライヴ("next scenery")から正式加入となり、今のLianRougeのメンバーになりました。現在は東京を中心に活動し、より多くの方たちに私たちを知ってもらうために定期的に遠征も行っております。今は8月20日に行う2ndワンマンに向けて日々全力で頑張っています!
-YouTubeではちょっとコミカルな企画を定期的に上げていたり、活動の仕方が今っぽいなと思いました。今特にSNSで注力している活動や取り組みなどはありますか?
AYA:YouTubeの編集は主にMasakiが担当してくれているのですが、ライヴハウスで出会うことのない"音楽をあまり聴かない層"の方にも、少しでも興味を持ってもらえたらいいなという思いで企画を考えてくれてますね。他のSNSだと個人Twitterはもちろん、TikTokなどで若い子たちにも見つけてもらえたらいいなと思って定期的に投稿しています。
Masaki: そうですね、あとはYouTubeの投稿は決めた日時に欠かさず行っています。この曜日のこの時間にって決めているので、見てくれる人もその時間を覚えて楽しみにしていてくれたら嬉しいと思っていますね。
-見た目からしてかなり個性的ですよね。今のスタイルには変化を繰り返すなかで行きついたのでしょうか? それとも結成当初からのコンセプトだったのでしょうか?
結:LianRougeはスタートのときから赤と白をイメージ・カラーとしていて、赤の楽曲、白の楽曲それぞれにより衣装やステージングが違い、世界観を変えています。カラーは決まっていても、髪型などは各々好きなようにやっているので、そこが個性的なのかもしれないですね(笑)。
Rinoka:あと性格もみんなバラバラで個性豊かですね。お喋りさんがいたり変な人がいたり(笑)。今回、"夢カナYell"さんに提出した「運命センセーション」(2022年7月会場/通販限定リリースの2ndシングル表題曲)が赤楽曲でドレスの衣装だったので、だいぶ個性強めに見えてしまったかもしれないです。
結:そんなに個性的に見えていて逆にビックリしました(笑)。
一同:(笑)
-音楽的にはかなりロック寄りでいい意味で見た目を裏切るサウンドを鳴らしていますね。どういったアーティストの影響をこれまで受けてきたか、みなさんそれぞれうかがえますでしょうか?
結:私は本当にジャンル問わずいろいろ聴いてきて、VOCALOIDとPerfume、SLIPKNOTはかなり好きですね。
AYA:私も本当に雑食で邦楽から洋楽、K-POPやヴィジュアル系、メタル、アイドルなど気になったものはなんでも聴いてきました。絞るのが難しいのでいろんな人を見て模索してますが、一番聴くのはFear, and Loathing in Las Vegasさんですね。
Masaki:私はPENICILLINとL'Arc~en~Cielですね......特にメロディアス系とかが好きです。
Rinoka:今までは特にSEKAI NO OWARIが好きで、活動を始めてから好きになったのはSaucy Dog、マカロニえんぴつが特に最近の推しバンドです!
Hima:みんなすごくバラバラなんです(笑)。でも私たちLianRougeは楽曲がたくさんあって、みんなのいろんな"好き"が混ざっていて、いろんなジャンルの曲になっているので、たくさんの人に楽しんでもらえるんじゃないかなって思ってます。これだけバラバラな音楽が好きな私たちが集まってお届けしているので、たくさんの曲の中に自身のお気に入りの曲も見つけてもらえたら嬉しいです。私はアニソンとか邦ロックをよく聴きます。特にLiSAさんとMY FIRST STORYが大好きですね。
-みなさん、本当にバラバラですね。ひとりの中でもバラバラで、PerfumeとSLIPKNOTが同時に出てくるインタビューは初めてかもしれません(笑)。バンド全体としてはキーボードのサウンドがかなり特徴的ですよね。キーボードを前面に出した音作りというのはバンドのコンセプトでもあるのでしょうか?
Rinoka:そこに気づいてもらえて嬉しいです。たしかにキーボードが栄える曲が多くあります。キーボードがいるガールズ・バンドはなかなかいないので、見せるところを大切にしたり、曲ごとにサウンドを変えたりして、イメージに沿ったような空間になるように心掛けていますね。かと言って他のパートもかなり強めの音なので、負けないくらいキーボードの音色を響かせて、他のバンドにはないかっこいい部分をこれからもより見せていけたらと思っています。
-メンバーのみなさんが使っている機材やセッティングなどを見ていると、どう見ても音楽的なキャリアがそれぞれにしっかりとあるように感じられます。それぞれの個人としてのここまでの歩みを簡単にうかがってもいいでしょうか?
Hima:私はバンドを始める前はソロ活動を数年やっていました。ずっと歌が好きで、いつか誰かに自分の歌を届けたい、歌をもっと歌っていきたいって思っていて、気づいたらオーディションを受けてソロ活動を始めていましたね。ソロをやっているときからバンドに憧れていて、いつかガールズ・バンドをやりたいとずっと夢に見ていたので、今こうしてみんなとバンドをできていることを嬉しく思っています。
Masaki:私はPENICILLINのギタリスト、千聖さんの影響を受けてギターを始めて以来、LianRougeで3つ目のバンド活動になります。
結:始めたきっかけは小さい頃、車の中でポルノグラフィティがずっと流れていて、それでバンドというか楽器がやりたいなと思うようになって......。中学生になって初めてドラムを触って、高校生で軽音部に入って音楽の専門学校に行って、という流れです。バンドは高校生からやり始めましたね。
AYA:私は友達からベースをやってほしいと言われたのが始まりでした。それがまだ最近の話で。もともとベースは好きだったけど、"始めるには遅いし自分には無理だ"って諦めていたので、挑戦するきっかけを半ば強制的に与えてくれた友達には感謝しています(笑)。本格的に活動するのはLianRougeが初めてなので、個人としてキャリアはまだまだですが、いつまでも初心を忘れず頑張っていきたいです。
Rinoka:私は幼少期に少しだけピアノを習っていましたが、LianRougeを始めるまで音楽のキャリアはまったくありませんでした。バンドを始める少し前にSEKAI NO OWARIのSaoriさんの演奏を見たことがきっかけで、こんなカッコ良く弾けたらいいなぁと憧れを抱き、久しぶりに弾きたいと思いました。ちょうどそのときバンドの話をいただいて、始めたという流れですね。
-改めまして、"GAMUSYALIVE -GAMUSYALABAND AWARD-"投げYell 1位獲得おめでとうございます。授賞が発表されたときの率直な感想を教えていただけますでしょうか?
結:ありがとうございます。発表された瞬間はまさかと思いましたね。ビックリして会場で大きい声を出してしまいました(笑)。
Masaki:投票してくださった方々にただただ感謝でしたね。
AYA:他の方々の演奏も見て世界観や技術に圧倒されていたので......その中で自分たちの名前が呼ばれる自信がそこまでなくて、正直期待しないようにしてました。だから発表されたときは大声上げちゃいましたね。とにかく応援してくれたお客様のおかげだなと思いますし、直後からずっと感謝の感情しかないです。
Rinoka:名前を呼ばれたときは喜びとメンバーの叫ぶ声にビックリしました(笑)。ステージに上がって賞状をいただいて、やっと"1位取ったんだ"という実感が湧いてきて、嬉しい気持ちになりましたね。
Hima:Rinokaビックリさせてしまってごめん(笑)。たぶん一番の大声は私でした(笑)。でも私もみんなと同じで、とにかく嬉しくて、応援してくれたお客様に感謝しかなくて、呼ばれたときは、私たちとみんなで掴んだ1位という結果に夢かと思い思わず涙が出てしまいました。
-発表のとき、Himaさんがポーチをかけたまま出てこられてて"あ、これは事前に知らされてなくて、本当にその場で知ったんだな"って思いました(笑)。
Hima:完全にその通りです(笑)。結果発表にドキドキして、名前を呼ばれて嬉しくて涙してしまってすっかりポーチのことを忘れていました。まさかそんなところも見られてしまっていたとはお恥ずかしいです(笑)。
Masaki:そのときフロアの後ろのほうでメンバー5人一緒に発表を見ていたんですけど、私は呼ばれたときに、持っていたポーチをちゃんと置いていきました(笑)。
Hima:私にも言ってほしかったなぁ。
一同:(笑)
-ライヴはすごくのびのびとプレイされているのが印象的でした。楽しくやれてるように見えましたが、実際はいかがでしたか?
Rinoka:あんなに広い会場で演奏ができるということが本当に嬉しくて、心の底から楽しんでいましたね。
結:ステージに立つ前は過去イチで緊張していましたが、始まった瞬間、めちゃくちゃ楽しくなってました。
Hima:私も始まるまでは緊張半分楽しみ半分でした。でも始まってからは楽しいが全部で。たくさん用意してきた積み重ねを、あんなに素敵な場所でたくさんの方々にお届けできて幸せでした。
Masaki:Hima、AYAとステージ上の動きを出番直前まで確認していたので、いつも以上に動けて楽しめました。
AYA:そうなんです。フロントの3人でお立ち台も導入したりして。とにかく視覚的にも飽きさせないようにしたくて必死でした。あんなに広いステージに立ったのが初めてだったのでかなり緊張しましたが、めちゃくちゃ楽しかったです!
LIVE INFO
- 2024.11.27
- 2024.11.28
- 2024.11.29
- 2024.11.30
- 2024.12.01
- 2024.12.02
- 2024.12.03
- 2024.12.04
- 2024.12.05
RELEASE INFO
- 2024.11.27
- 2024.12.04
- 2024.12.25
- 2025.01.08
- 2025.01.22
- 2025.03.28
FREE MAGAZINE
-
Cover Artists
ASP
Skream! 2024年09月号