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INTERVIEW

Japanese

noovy

2018年02月号掲載

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Member:Shawn(Vo/Gt) Hank(Gt/Cho) JK(Ba/Cho) Mark(Dr/Cho)

Interviewer:山口 智男

-そして、3曲目の「bye bye darling (English ver.)」は、1stミニ・アルバム『ONE』(2017年4月リリース)にも収録されていた曲の英語バージョンです。

Hank:この曲は、台湾でシングルとしてリリースしたにもかかわらず、なぜか日本の方が圧倒的に人気があるんです。そもそもは英語版が先にあって、あとから中国語版を作ったんですよ。それで今回、英語版を収録することにしました。英語版は、中国語版と比べると、よりロックンロールの色を濃い目にして、レトロと言うか、80年代のテイストを出しています。

-歌詞は他の2曲とは違って、女性の視点というところが面白いですよね。

Hank:彼氏は傍から見ると、とてもイケメンで完璧なんですけど、付き合ってみたら、性格も合わないし、趣味も合わないし、おまけに浮気もされて。それで、別れるかどうか迷っていた主人公が別れを決意するというストーリーに、周りの意見を気にせずに、自分らしく生きてみようというメッセージを込めました。

-「Singin' for you」と「First Kiss」は、すでにライヴでやっているそうですね?

Shawn:はい。

-「Singin' for you」は歌の裏で、歌とは違うメロディーを弾いているHankさんのギターも聴きどころではないでしょうか? 

Hank:大変です(笑)。伸びやかな音を余裕を持って弾きたいんですけど、なかなか難しい。どうやって弾いたら、メロディが一番映えるのか、ライヴのたびに探っています。

-この曲はリズムが難しそうですが、ライヴで演奏するときはどんなことを意識していますか?

JK:本当は、お客さんに伝えるときは余裕を持っていた方がいいと思うんです。でも、シビアに演奏しないと、リズムがずれてしまう。だから、池の水鳥と一緒で、余裕を持っているように見えるんだけど、水の中ではバタバタやっている(笑)。軽やかさを表現しながら、正確にリズムを刻むことを意識しています。今、一番緊張する曲です。

Mark:僕はわりとすぐに曲に感情移入できるタイプなので、この曲でも爽やかな気持ちになることを一番、大事にしています。

-逆に「First Kiss」を演奏するときはハジけるように楽しむ?

Hank:「First Kiss」は10代半ばの男の子の気持ちになって演奏しています(笑)。キャッチーなイントロの口笛は、ソニーに口笛がすごくうまい方がいて、レコーディングはその方がやっているんですが、ライヴではJKが頑張ってやっています。

JK:最初はちょっと難しかったです(笑)。

-今まで夢を歌っていたnoovyが今回はラヴ・ソングに挑戦しました。その他に今後、歌ってみたいテーマや、演奏してみたい曲はありますか?

Shawn:今まさに、いろいろな曲を作っているんですけど、次のテーマは友情とか、仲間とかにしようかなと思っています。演奏してみたい曲は......ひとつのジャンルにこだわらず、いろいろやってみたいです。今まで10代の男の子のテイストの曲が多かったから、もうちょっとかっこいい、大人っぽい曲もやってみたいです。セクシーな曲とか(笑)?

-3月には東名阪で対バン・ツアー("1st TOUR『Singin' for you!!』")を開催するそうですね。対バンはどんなふうに選ぼうと考えていますか?

JK:去年、たくさん対バンして、友達のバンドが増えたので、まずは仲がいいバンドから声を掛けてみようと思っています。その他にもプロモーターさんとディスカッションしながら、バンドだけにこだわらず、僕らが勉強になるようなアーティストをブッキングしようと考えているので、ぜひ楽しみにしていてください。

-対バン・ツアーのあとは、どんなふうに活動していこうと?

Shawn:今は3月の対バン・ツアーを成功させることだけを考えています。でも――

JK:そのあとはレコーディングに入ります。

Mark:フェスにも出てみたいです。今まではサーキット・イベントが多かったので、野外フェスにも挑戦してみたいです。

Shawn:日本全国いろいろなところに行ってみたいです!