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INTERVIEW

Japanese

THREE LIGHTS DOWN KINGS

2017年02月号掲載

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Member:Hiromu(Vo) u-ya(Gt/Prog/Scream) JUNE M(Ba) NORI(Dr)

Interviewer:吉羽 さおり

-「MY WORLD」は「デイ・ドリーマー」(Track.4)との2曲入りシングルとして、昨年11月の復活ライヴで会場限定リリースした曲でしたよね。この「MY WORLD」を第1弾に選んだ理由っていうのは。

u-ya:選んだのもギリギリで、とりあえず「デイ・ドリーマー」をリードにして。その両A面ということで、こういう方向もあるっていうのを出したかったんです。「SHIZUKU」のようなポップな曲も入れようか悩んだんですけど、第1弾ということで攻めていきたいと思って、一番新しいアプローチの「MY WORLD」になりました。

Hiromu:もう1曲は「MY WORLD」がよくない? ってなった段階では、デモすら録ってなかったんですよ。それで試しに入れてみて、これじゃん! ってなって。

u-ya:最初、僕の中ではお蔵入り候補の曲だったんですよ(笑)。デモのときは仮歌で僕が適当にラップしてる曲だったので、ダサすぎてこれはないわってなっていて。それが、もう1曲どうしようという話のときに、"こんなのもあるけど"ってHiromuに歌を入れてもらったら、めっちゃかっこいいじゃんってなったんです。それでちゃんとレコーディングをして仕上げました。

-まさにこの4人じゃなければ、世に出なかった曲かもしれないんですね。Hiromuさんは、これが初のラップ挑戦曲ですか。

Hiromu:そうです。この曲でやってみて、"なんかラップ良くね?"ってなりました。そしたら「負不知Loser.」(Track.2)でもラップを取り入れてくれて(笑)。メンバー、味を占めだしたなと(笑)。楽しいんですけどね。

u-ya:レコーディングのときとか、ノリノリだからね。

Hiromu:アドリブで"イエ~"とかめっちゃ入れていて、そういうのも収録されてます(笑)。

-いいテンションのレコーディングですね(笑)。

u-ya:ラップするときは二重人格みたいな。別名義でいったら面白いんじゃないかって。

Hiromu:別人格の、"Hiromu∀"って奴がいるんです。ラップするときはそいつが出てきて、代わりに歌っているんですよ。アルバムを聴いてもらうとわかると思うんですけど、僕は人格が4つ5つくらいあるので。

u-ya:普通のHiromu、Hiromu∀──

JUNE M:エモい"おかーさーん"っていうHiromuと。

Hiromu:バラードとか歌うのと、あとは激しい奴で。それを出したり、引っ込めたりするんです。

-サンエルとしては、まだ新しい人格、可能性も引き出せそうですか(笑)。

Hiromu:無限大です。

JUNE M:はははは(笑)。

u-ya:"こういうの面白いな"っていうのがどんどん出てきたので、まだまだ出てくるんじゃないかなって。

Hiromu:"こうしてほしい"って言われれば、応えられます。

u-ya:それで、「NOW or NEVER」の間奏の前にセリフみたいなものを入れたんですけど、そこはイケボでいい感じにやってもらってます。

Hiromu:声優の仕事も欲しいので(笑)。


今はとにかく、常に250倍の力で最上級まで持っていくのが目標


-アルバムができたことで、バンドとしても手応えを感じてると思いますが、これからどう進んでいきたいか具体的にイメージはありますか。

u-ya:今はライヴではサポートを入れて6人でやってるんですけど、活動をしていくうえで、何か目標がないと突き進んでいけないなというのがあったので、スタジオでとにかくこの4人で話し合って。漠然としたものでもいいからデカい目標を立てようということで、東京ドームでのライヴという目標を立てたんです。そこに向けて、明日がもし東京ドームなら今それをするために何倍、努力しないとダメかを常に意識して、進んでいこうという話はしてますね。単純に、復活のワンマンがキャパシティで言ったら250とかだったんですけど、東京ドームってだいたいその250倍なんですよ。なので、常に250倍でいかないと夢は掴めないぞっていう感じで。

Hiromu:1日1万時間くらいないとダメだけどね(笑)。

u-ya:今はとにかく、常に250倍の力で最上級までっていうところですね。