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INTERVIEW

Japanese

グッドモーニングアメリカ

 

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Member:渡邊 幸一(Gt/Cho) 金廣 真悟(Vo/Gt) たなしん(Ba/Cho) ペギ(Dr/Cho)

Interviewer:荒金 良介

-はははは。

金廣:それで腑には落ちたんですよ。だけど、ライヴで曲をやればお客さんは楽しそうな顔をしてる。時期的には代官山UNITを売り切って、"COUNTDOWN JAPAN"に出るという目標があったから、この選択は正しかったんだなと。

-2011年には有言実行で、"COUNTDOWN JAPAN"に出演してますからね。"開いていく、届いていく"というスタンスに対し、金廣さんだけ足並みがちょっと合わなかった?

渡邊:金ちゃんは曲を作る立場だから、こっちの方がかっこいいよ、という気持ちはあったと思う。"開いていく、届けていく"というバンドのスタンスは理解しつつ、曲に対するこだわりはずっとありましたからね。みんなで話して結果的に納得してくれました。

-『輝く方へ』(2012年5月リリースの3rdミニ・アルバム)のころはどうでした?

金廣:バンドの方向として"開いていく、届けていく"と決めたから、そのあとは自然な流れでした。アルバム名になったTrack.1「輝く方へ」は当初弾き語りでやる予定だったんですよ。けど、たなしんがデモを聴いて、いいねと言ってくれて。最初からこの曲は四つ打ちで、四つ打ちが音楽シーンのスタンダードになっていたし、単純にこの曲はお客さんの反応が良かったから迷いなくやれました。

-それから2013年5月にメジャー1stアルバム『未来へのスパイラル』を発表し、この年は夏フェス出演も一気に増えます。ここからはすべての歯車が噛み合うように、活動ペースもアップしますね。

渡邊:その前に"スペースシャワー列伝 JAPAN TOUR 2013"があったんですよ。『輝く方へ』のころから列伝ツアーに出たいと思って、そこに出れたことも嬉しかった。その列伝ツアーで、メジャー・デビューを発表したことをよく覚えてます。

-メジャー・デビューは"遂に来た!"という心境でした?

渡邊:"開いていく、届けていく"という部分で言えば、多くの人に届けたいと思っているんですけど。最初から絶対メジャーに行くぞという気持ちではなかったし、より届けばいいなと思ってました。

たなしん:より広がってくれたらいいなという感覚でした。いざメジャーに行くと、すごく広げてもらえたから感謝してます。

ペギ:バンドのひとつの目標ではあったから、声をかけてもらえて嬉しかったし、俺はタイミングもいいなと思いました。

渡邊:両親にメジャー・デビューしたと伝えたら、手の平を返したように喜んでくれました(笑)。

-グッドモーニングアメリカの歴史を前身バンドのfor better, for worseを含め、たっぷり振り返ってもらいました。最後は11月の日本武道館公演に向けて、今の率直な気持ちを聞かせてもらえますか?

金廣:イメージは固まってきましたけどね。演出を含め、何ができるかなと。あとはどれだけお客さんが入ってくれるかですね。どちらにせよ、ブレずにやれるだろうし、その先が見えるようなライヴをしたいです。根本にはここまでみんなのおかげで来れたという想いがあるので、ありがとうございます!という気持ちの方が大きいですね。自分が武道館に立つのは、音楽をやり始めたときのひとつの理想像ですからね。時間はかかったけど、すごくありがたいし、感謝の気持ちでいっぱいです。

-本当にもうすぐですからね。

渡邊:"凌ぎ合うツアー2015"を含めて、"ROAD TO BUDOKAN"というテーマで回れて良かったです。何だろう......ツアーでいろんな人から力をもらったので、それを武道館で活かしたいですね。

-対バン仲間から"頑張れよ!"とか言われます?

渡邊:言われますね。スケジュールが空いていたら、バンドマンも観に来てくれるんじゃないかな。東京以外のライヴハウスの店長も"行くから"と言ってくれるので、嬉しいですね。

ペギ:昨日もライヴだったんですけど、僕はメンバーを後ろから見ている立場なので、この距離は武道館の何分の1なのかな?とか、すごく考えるようになりました。そういうふうに考えているということ自体、俺ビビッているのかなと(笑)。最初の武道館には魔物がいると言うじゃないですか? それに負けたくねぇと思って、筋トレしてます。

渡邊:はははは。

たなしん:そこで筋トレに繋げるのはすげえな(笑)。

-では、最後はたなしんさんが締めてください!

たなしん:はい。僕は他のメンバー3人と違って"開いていく、届けていく"の"開いていく"担当だと思っているので。武道館に向けて、この夏もフェスに出たり、テレビのバラエティに出たり、いろいろと呼びかけたのも僕らの音楽人生の晴れ舞台である武道館を観に来て欲しいからなんですよ。当日までどれだけお客さんがいるかわからないけど、その日が来るまでやれることをやろうと思ってます。みなさん、よろしくお願いします!