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INTERVIEW

Japanese

PERFECTGIFT

2015年07月号掲載

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Member:Kenya Haraguchi (Vo) Hiroki Kataoka (Gt) Shota Hamada (Gt/Cho) Hirofumi Kawamitsu (Ba/Cho) Katsuya Yamamoto (Dr)

Interviewer:吉羽 さおり

東京を拠点に活動する5ピース、PERFECTGIFTが初の全国流通盤となるミニ・アルバム『High Cinderella』をリリースする。もともとはメロコアなどアグレッシヴなスタイルのバンドをやってきた彼らが放つのは、ファンキーなグルーヴとキラキラとした都会的なきらめきがあるポップ・ミュージック。アルバムには、パーティーへのウォーム・アップから、夜を駆け抜けていく高揚感、そしてチルアウト・タイムまで、エンドレスでナイト・ライフを楽しむサウンドが詰まっている。バンドとして変化を迎えている今を訊いた。

-大阪でスタートして、東京が拠点になって6年ほどということですが、みなさん大阪で出会っているんですか。

Kenya:僕とギターのHirokiとベースのHiroが中学と高校の同級生なんです。そこでまず、結成したんですけど。僕がカナダに留学していた時期があったので。戻ってきて、まず3人で東京に来て、新たにメンバーを見つけたという感じですね。

-では、KatsuyaさんとShotaさんはもともと東京で活動を?

Katsuya:僕は出身は大阪なんですけど、こっちで知り合って。

Kenya:知り合ったらまた大阪人やった(笑)。

Shota:僕だけ、千葉出身なんです(笑)。

-結成当時はどんなサウンドだったんですか。

Kenya:もっと、俗に言うメロコアで。"オイ!"っていうのが好きやったんですけど(笑)。

Hirofumi :もともとギター・ヴォーカルやったしな。

Kenya:ギター弾いてました。3つくらいしかコード弾けないんですけど、パワーコード1発って感じで(笑)。

Hiroki:なるべくして今の形になった感じやな(笑)。

-バンドのWEBサイトには今回の作品以前の曲「Maybe,Baby」のミュージック・ビデオがあがっていますが、あの曲はメロコアっぽい感じの曲ですよね?

Kenya:そうですね、パワー・ポップっていうか。SIMPLE PLANとか大好きで。今ももちろん好きなんですけど、もっと面白いことができるんちゃうかなってやってみたのが今回のアルバムで。UKロックみたいな方に寄っていっていますね。

-みなさんはルーツ的には近いんですか?

Hiroki:ほぼバラバラですね。

Shota:僕は地元千葉のELLEGARDENが好きでバンドを始めて、そこからGREEN DAYやSUM 41を聴いてました。最初は違うバンドでメロコアやっていて、それでPERFECTGIFTに出会って、気づいたら入っていたんですけど(笑)。

-で、メロコアっぽいバンドに入ったと思っていたら、どんどん新しいことをやってるぞと。

Kenya:はははは!

Shota:そうなんです。気づいたらなんか、違う感じになってるなっていう(笑)。

Katsuya:ちょっと騙された感あるような言い方したな、今(笑)。僕は、ハードロックとか、80年代のLAメタルみたいなものがルーツで。あとは全然ちゃうんですけど、ジャズ・フュージョンみたいなものですね。昔はそういうフュージョンのインスト・バンドとかをやっていたんです。

-そういったキャリアが今のPERFECTGIFTに活きていそうですね。

Katsuya:そうですね。だから、逆に面白くなったかなっていう感じはありますね。もともとメロコアには、触れたことがなかったので(笑)。でもポンとやってみると、またちゃう自分が出たなみたいな感じはありましたね。

Shota:だってメロコアだとlocofrankしか知らないですもんね(笑)。

Katsuya:そう、NICOTINEとね(笑)。

Kenya:もっとバンドおるわ!

Katsuya:ほんまにそこしか知らへんから(笑)。

Hiroki:僕は親の影響もあるんですけど、UKロックが好きで。小さいときはTHE BEATLESとかLED ZEPPELINがずっと家で流れていて。お父さんがギターを弾くので、僕も遊び程度ですけどやっていたんです。そうやったので、聴く分には激しくないのが好きで(笑)。RADIOHEADとかCOLDPLAYを聴いているのが好きなタイプやったので、今回のアルバムではちょっと自分の方に寄っていった感はあるんですよね。それまでは、激しくて、ごちゃっとしてたのが、自分のやりたいことも入れていけるかなっていう方向性になってという感じですね。