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INTERVIEW

Japanese

branoir

2014年11月号掲載

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Member:雄一朗(Vo) Chihiro(Gt) したっけ(Ba) Takaya(Dr)

Interviewer:蜂須賀 ちなみ

関東地方を中心に精力的な活動を行っている4ピースバンド、branoir。彼らの1stミニ・アルバム『NEW WORLD』はきらびやかなバンド・サウンドが特徴的で、それぞれの音が流麗なヴォーカルのメロディ・ラインとそこに乗る歌詞を"伝える"ためのもののように感じた。"自分だって弱い人間なんだと分かっているからこそ、それでも、支えたい背中がある。寄り添いたい心がある"――全6曲を通してバンド側のそんな真摯な想いが伝わってくるようだ。本作が初の全国流通盤となる彼らが今抱いている心境について、メール・インタビューで訊いてみた。

-初登場ということでまずは、branoirというバンド名の由来を教えてください。

雄一朗:branoirというのはフランス語のblanc(白)とnoir(黒)を組み合わせた造語です。いろいろな方向や立場、様々な心境の人に対して、対比したところから勇気づけたりできるようにと名付けました。

したっけ:フランス語で格好はついたんじゃないかと思います(笑)。

-どのような経緯で結成されたのでしょうか?

雄一朗:マイアミで出逢いました。

Chihiro:そこからがすべての始まりですね。

したっけ:詳しくはCDで(笑)。

-昨年の7月に結成されたそうですが、結成前はそれぞれ別のバンドに所属していたのでしょうか? 

雄一朗:各々がバンドを組んでいました。全員一貫して言えるのは、ラウドに通ずるバンドをしていましたね。当時から、歌をもっと大事にしたバンドをしたいと思ってて。今の方向性は、妙な言いかたかも知れないですけれど、以前のフラストレーションが昇華した形なんじゃないかと思っています。

-みなさんはそれぞれ、どんなミュージシャンから強い影響を受けていますか?

雄一朗:Stevie Wonderや西川貴教さん、GLAYさんなど......語ればたくさんです(笑)。

Chihiro:GLAYさん、hideさんです。

Takaya:LAメタルって言う"女、酒、薬"っていうロック・スターなジャンルが大好きです。

したっけ:黙秘(笑)。

-『NEW WORLD』はご自身ではどんなアルバムになったと思っていますか?

雄一朗:『NEW WORLD』というアルバムのタイトル通り、新しい世界へ向かって行くための足がかりとなるような弱さや強さなど、たくさんあるうちの弱さを支えられるような作品になったと思います。

-このアルバムが初の全国流通作品となりますが、現在の心境を教えてください。

Chihiro:めっちゃ嬉しいです!!!

Takaya:正直、こうやって現物を目の前にしても実感がわかないですね(笑)。

雄一朗:形に出来たという実感は、凄まじいです!

したっけ:とりあえず......疲れました(笑)。

-制作時期はいつごろでしょうか?

Chihiro:レコーディングは夏場まで差し掛かっちゃったんですよね。曲自体は、3月ぐらいからレコーディングギリギリまで作っていました。

Takaya:僕が"「SUNNY」をいれたい!"と無理を言って収録曲を1曲増やしたりね。

雄一朗:ドタバタしてたね(笑)。