DISC REVIEW
Japanese
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branoir
NEW WORLD
フランス語の"blanc"(白)と"noir"(黒)を組み合わせたというバンド名の通り、両極の存在を理解し、受け入れているからこそ、2色間のグラデーションを丁寧に描くことの大切さを彼らは知りえたのかもしれない。光を乱反射させるようなバンドのサウンドで鳴らされる全6曲はどれも最終的に希望を感じさせてくれるが、"君"(≒過去の自分)が"僕"を救う「Another rainbow」から4曲を経て、"僕"が"君"を救う「"WORLD"end」がラストを飾るという全体の流れが特に美しい。"常に過去の自分に笑いかけられる存在でありたい"というインタビュー内での雄一朗(Vo)の発言を具現化したかのような、自身初の全国流通盤となる1stミニ・アルバム。
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