Japanese
グッドモーニングアメリカ
2014年01月号掲載
Member:金廣 真悟 (Vo/Gt) たなしん (Ba/Cho)
Interviewer:荒金 良介
-ポップにするなら、徹底的に開けた楽曲にしようと?
金廣:そうですね。そういうポップなものもやりたい欲が出てきたので、このタイミングでやれて良かったなと。いままでのグッドモーニングアメリカからそんなにハズれてないし、むしろグッドモーニングアメリカらしいねと言われることも多くてビックリしてます。というか、嬉しいですね。あっ、全然大丈夫なんだ!と確認できたから、もっといろんな曲ができるなって。
-個人的にも今のグッドモーニングアメリカを象徴する曲だなと思いました。
金廣:そうですよね?自分が考えていたことが伝わって良かったです。
-イントロのシンセもすごくフックがありますね。
金廣:シンセやキーボードは呼人さんが入れてくれたんですよ。こういうのを入れたいと思うんだけど、どう思う?と聞かれたから、これならOKだなと。シンセが表に出る曲をやりたいと思ったし、ペギもそれでドラミングを考えてくれたから、いい感じに仕上がったと思います。
たなしん:最初の6月に曲を聴いたときの印象は、ちょうど1stアルバム『未来へのスパイラル』を出した直後ぐらいで、次の作品を考えてるときに、ほんとCMのタイアップになってほしいと思えるくらいポップで聴きやすい曲だし、メロディもそういう雰囲気を持ってましたからね。ドーン!と来る力のある曲だなと。しかも歌詞は数え歌になってるし、さらにみんなに届けやすい曲だなと。
-ちなみに、数え歌のアイデアはどこから?
金廣:メンバー内で一度話したときに、何か引っかかりがあった方がいいなと覆って。いままでみたいなイエー!とか、そういうものを使おうと思ったけど、それじゃあつまらないなと。じゃあ、1、2、3やA、B、Cとか考えて......。
-A、B、Cもトライしたんですね?
金廣:トライしました(笑)。
-1から9までよくキレイに数字をハメ込みましたね?
たなしん:ほんとよく作ってくれました。
金廣:結構悩んで、途中で相談しましたからね。
たなしん:4がないんじゃないの?みたいな話もして(笑)。レコーディング当日に歌詞を見て、凄いなと。
金廣:作業自体は楽しかったですね。
-みんなで口ずさめるキャッチーさもありつつ、歌詞では"僕が勝つべきは 弱い自分自身です""今日もまた味わってる 心打ち砕く挫折"とか、リアルな表現も随所に織り込まれてて。
金廣:そうっすね。ハッピーだけだと、本当にハッピーかどうかわからないし。ネガティヴなところを入れないと、ポジティヴな部分もゼロになっちゃうんで。ただハッピーなだけの曲は作りたくないんですよ。
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