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INTERVIEW

Japanese

KINGS

2011年08月号掲載

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Member:FREE THROW:神 啓文 / PILLS EMPIRE:Naoya Empire /
QUATTRO:松坂勇介、カディオ / The Brixton Academy:Yoshi

Interviewer:遠藤 孝行


-じゃあ、普段とは違う緊張感がKINGSにはあるという事ですね。演奏する順番もKINGSは直前に決めるんですよね?

神:1回目はステージでジャンケンして決めて。2回目はミーティングでジャンケンして決めて、The Brixton Academyがトリで。この前の「KINGS Jr.」はジャンケンはやっぱり良くないなってなって話し合って決めて。みんな大人になったんです。で、今回のSTUDIO COASTはまだ決まってないんですけど来てからのお楽しみって事で。なので最初から来て楽しんでほしいですね。好みのバンドだけ楽しむんじゃなくて、KINGSとして楽しんでほしい。

今回新木場STUDIO COASTっていう大きな所でやる事について、KINGSもここまで来たっていう気持ちはありますか?

N;多分誰も無いかもしれないですね。

神:最初KINGSを始めた当初大きな場所でやりたいっていう気持ちはみんなあった?

松坂:最初は無かったんですけど、徐々にそういう気持ちは出て来たと思います。

N:一番最初はまずやろうぜっていうのが主体であったから、ただとにかくすぐ始めようって感じで、逆に小さい所でやろうとは誰も思ってなかったと思うんでけど。もう最初から大きな所でっていう気持ちがありましたね。それ以降は大きくっていうか沢山の人に届かせようっていう方が強いですね。

-なるほど。

神:カディオはこの前の「KINGS Jr.」が初めてだったけどどうだった?

カディオ(以下、カ):いや、気合い入りましたね。

神:気合い入り過ぎてパン一(パンツ一丁)でやってたもんね。

カ:いや、その辺は憶えてないんですけど。

一同:(笑)。

神:憶えてないってどういう事だよ!パン一だったよ。その「KINGS Jr.」の後に新宿MARZでFREE THROWをやってその時にQUATTROにも出てもらってカディオに「今日もパン一いく?」って聞いたら「いや今日は……」って言ってやらなかったんだよな。

カ:いや、それも憶えてないですけど……。ただKINGSは初めてだったんで、この中で一番目立ってやろうぐらいの意気込みでやってました。

一同:(笑)。

-じゃあ、今回の新木場STUDIO COASTもパン一でやる感じで。

カ:まあこの日は僕が主役なんで。

−主役?

カ:8/23にハタチを迎えるんです。だから色々考えてます。

神:おっ!もう構想練ってるんだ?

カ:そうですね。みんなの出方によってバリエーションを考えていこうかなと。まあ何もなかったらごめんなさい。でもチョコレート・ケーキがいいですね。

-チョコレート・ケーキ?

カ:いや、生クリームだめなんで。プレゼントはチョコレート・ケーキで。

神:え!KINGSのみんなに用意して来いって事?(笑)

カ:いや、そういう訳じゃないんですけど。準備してくれるならチョコレートがいいなって(笑)。

-(笑)。
では、今回の8/23に向けてそれぞれバンドとしてでも個人でもいいですが、意気込みを教えて下さい。

神:今まで3回やったんだけど基本転換のDJだとお客さんに届きづらいところがあるんです。でもKINGSやって来てるうちに徐々にだけどみんな踊ってきてくれてて、浸透して来てるなという感じがあるので、新木場STUDIO COASTでもDJで踊ってほしいし、踊らせなきゃって気持ちはもちろんあるし、どうなるのかなって楽しみな所もあります。

-転換だとどれくらい時間あるんですか?

N:転換だと20分かな。

神:でも、最初と最後も時間もらってるのでFREE THROWとしてはそこですね。踊ってほしい。

N:KINGSとしても同じです。元々パーティー・イベントとして立ち上げてるから、音を楽しんで、場所を楽しんで、その場にいる人との交流を楽しんでほしい。お目当てのバンドを受け身で楽しむだけじゃなくて。もしそうだったらこの6チームでやってる意味がないし。DJがバンドと違うわけじゃないし、FREE THROWもそこはちゃんと考えてやってくれてると思う。

神:バンドに渡す時もそのバンドのルーツだったり音楽的に近いバンドをかけたりしてるんだけど、お客さんには伝わってるかな?