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INTERVIEW

Japanese

Wienners

2010年08月号掲載

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Member:玉屋(Vo&Gt) 560(Ba&Cho)

Interviewer:島根 希実

“はじめまして”はかなり過激だった。07年結成、都内を中心に活動するWiennersの1stアルバムが完成した。初の全国流通音源となる本作は、どこまでもアッパーで痛快な1枚に仕上がっている。このはじけ飛ばんばかりのサウンドとキャッチーなメロディ、四方にぶちまかれる音とグルーヴになだれ込めば、ただもう、楽しい。再生したら最後、止まらないこのスピードと勢いは、気持ち良いほどに振りきれている。見せたい要素とやりたいことを全て詰め込んだ彼らの全国デビューは、かなりかっこよくきまった!!では、メール・インタビューも、テンポよくかっこよく決めていただきましょう。

-1stアルバム完成おめでとうございます。リリースを迎えた感想をお聞かせください。

玉屋:ついに出たかーという感じです。

560:喜びと期待がいっぱいです!

-バンドの紹介もかねて、結成に至った経緯をお聞かせください。

玉屋:元々マナブシティと俺がバンドを組んでいて、そこでキーボードを募集したところMAXが応募してきて、そのバンドを解散した後に友達だった560(元々ドラマー)がベースになって結成しました。

-本作のコンセプト、構想等はどのようなものだったのでしょうか。

玉屋:とりあえず1st アルバムっぽい高いテンションで作ろうと思いました。あと、様々な事に挑戦しようとする意思の伝わるアルバムにしようと思いました。

-本作は、初の全国流通音源、初のフルアルバムということで、気負いなどはありましたか。どういった心境で制作されたのでしょう。

玉屋:気負いと言うよりもやはり相当大変でしたが、様々なアイディアを詰め込んで行くのはやっててとてもワクワクしました。

560:初めての事づくしだったよね。

-アルバムタイトル『CULT POP JAPAN』の意味とはなんでしょう。(特に最後の“JAPAN”とは?)作品のみならず、バンドの個性をそのまま反映しているようなネーミングに思えたのですが。

玉屋:アルバムタイトルだけじゃなく、曲名でも歌詞でも、とにかくその単語の持つ力、世界観、雰囲気等のファースト・インパクトの強い単語を選ぶようにしてます。CULTとPOPとゆう真逆の感性を、日本人のセンスで吐き出すとゆう感じです。

-とてもライヴ感の強い作品ですが、やはり“ライヴありき”で作品は作られているのでしょうか。

玉屋:ライブ感と言うよりもグルーヴ感が伝わる演奏は心がけました。そしてむしろCDはCDで一つの作品として作りました。普段やらない、ライヴでは出来ないような事も思いついたものはできるだけ詰め込みました。

-アーティストによっては、ライヴが嫌いなんて方も少なくありませんが、楽曲制作とライヴはどちらが好きですか。

玉屋:どっちも同じくらい好きです。

560:僕は正直ライヴかな。

-お気に入りの曲、作品の要となる曲はどれでしょう。

玉屋:全部気に入ってますが龍宮城はただの悪ふざけの割には良く出来ました。

560:曲を作ること、それを演奏すること、にすごく時間をかけるのでどれも重要な曲です。