Overseas
ROBOTS IN DISGUISE
Member:Dee Plume(Vo & Gt) / Sue Denim(Vo & Ba) / Ann Droid(Dr)
Interviewer:榎山 朝彦
?ありがとうございます。今、名前の挙がったBOW WOW WOWなんかは、ガールズ・バンドならではのキュートさや、ある種の奔放さがROBOTSとすごくリンクしますね。ここで本作についてお聞きしていきたいんですが、本作のサウンドはいわゆるエレクトロ・パンクを基調としながら、それこそBOW WOW WOWのような80’sニュー・ウェーヴのサウンドも随所に聴かれますね。これは意識的なものなんですか?
Sue:80年代の音楽は元々大好きだったの。だからそんなに意識的ではなく、自然ににじみ出てきた感じかな。マドンナみたいなポップ感覚が大好きなの。
Dee:自分たちが受けてきた影響を、そのまま出したらこうなったの。
?コンセプチュアルなものではなく、みなさんの中で自然にミックスされたものなんですね。
Dee & Sue:そうなの。
?歌詞についてもお聞きしたいんですが、表題曲「We’re In The Music Biz」が一番象徴していると思うんですが、とてつもなく直接的な歌詞ですよね。実際にいる人物を批判したり、性体験を含めた自らのライフを赤裸々に語ったり。こういう歌詞って、今のインディ・シーンにはないものだと思うんですね。むしろ、今では特にヒップホップのアーティストが挑んでいるものですよね。そういう意味で、今のインディ・シーンに対する苛立ちはありますか?
Dee:今はヒップホップかもしれないけど、これは元々パンクのアティチュードよ。日常をそのまま歌う。苛立ちがあったらそのまま歌う。特に女の子がそういうことを歌うと、力強い声じゃないぶん、逆にリアリティーがあったりするんじゃないかな。
Sue:ガールズ・バンドでこういうことを歌っているバンドが少ないっていうのもあると思うんだけど、私達がフェスに出た時に、圧倒的に男の子のバンドが多かったから、すごく浮いちゃって。インディ・シーンにもっと女の子が登場して、こういうことを歌えばいいのに、って思うわ。
?なるほど。今フェスについてのお話があったんですが、CSSやGOSSIPと一緒にツアーをまわったり、かなり精力的なライヴ活動をされていますね。単独ライヴの時とフェスの時とでは、セットやパフォーマンスなど、ライヴのやり方は違ってくるんですか?
Dee:まずフェスに限らず、ライヴごとに衣装は変えるようにしているわ。それで、そのまま洗濯しないでとってあるの(笑)。
Sue:(笑)。
Dee:あとは打ち込みのトラックを使っていると、毎回トラック自体をいじることは難しいんだけど、単独ライヴの時はなるべくトラックを変えたり、アレンジするように心がけているわ。
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