DISC REVIEW
Overseas
2024年03月号掲載
-
-
THE LIBERTINES
All Quiet On The Eastern Esplanade
THE STROKESやTHE WHITE STRIPESらと共に2000年代初頭のガレージ・ロック・リヴァイヴァル・ムーヴメントを支えた最重要バンドのひとつであり、2000年代UKロックのアイコンとしてロック史に名を残してきたTHE LIBERTINES。デビュー当時はかなり尖った印象だった彼らも20年の歳月を経て"なんだか少し丸くなったなぁ"と感慨深くなる作品だ。壊れそうな何かを内包した危うい魅力は落ち着いてしまったが、やはりこのバンドには他にないカリスマ性がある。王道なギター・ロックでありながら詩的で繊細なサウンドで、Peter DohertyとCarl Barâtふたりのフロントマンによるヴォーカルも楽曲ごとに違った顔を覗かせ、ファンを喜ばせてくれる。彼らがまだまだやれると証明した作品。
LIVE INFO
- 2025.08.23
- 2025.08.24
- 2025.08.29
- 2025.08.30
- 2025.08.31
- 2025.09.02
- 2025.09.03
- 2025.09.05
- 2025.09.06
FREE MAGAZINE
-
Cover Artists
ASP
Skream! 2024年09月号