DISC REVIEW
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インナージャーニー
インナージャーニー
自分の心情を率直に切り取り、時に情景に重ね合わせるカモシタサラの濁りのないまっすぐな歌を飾らず、かといって伴奏になることなくバンドの肉体性で推進する、インナージャーニーの1stアルバムが完成。大きなグルーヴのハチロクのリズムで、価値観の異なる人も認めて生きようとする「わかりあえたなら」での力強いスタート、アルバム・ミックスでグランジ感が増した「エンドロール」の自分だけは自分を肯定してあげたい気持ちのリアルさ、珍しく荒涼としたイメージのマイナー・コードで始まり、異国の少女から身近な存在まで、悲しみを抱えたまま自分であれと歌う「少女」、バンドの代表曲とも言える「グッバイ来世でまた会おう」、myeahnsの逸見亮太(Vo)の提供曲「とがるぺん」など、バンドの現在がわかる全10曲。
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