DISC REVIEW
Japanese
2022年03月号掲載
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宮下 遊
見つけた扉は
愛に飢えた妖(あやかし)、ピアノに寄生する生き物、操られるだけの屍、アンドロイドの虚無感。作品の中には、人ならざるものが人間のように、あるいは人間が人ならざるもののような比喩でこれでもかと描かれる。全10曲から浮かび上がるのは生きづらさに苦悩する悲痛な叫びだ。クリエイター陣にはTom-H@ck、SLAVE.V-V-R、瑛太五月、卯花ロク、Somari、ツミキら、インターネット・シーンで注目を集める気鋭の作家陣が名を連ねた。そういう意味で作り手はバラバラだが、徹底して退廃的な色が貫かれるのが宮下 遊らしい。唯一、本人が手掛けた「Ayka」はハイライト。透明な音像の中で"見つけた扉"の解釈を聴き手に委ねる。アルバム4枚目にして宮下 遊の世界観は混沌を極めた。
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