DISC REVIEW
Japanese
2021年06月号掲載
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The Songbards
AUGURIES
3部作の第2章となる本作は、かき鳴らされるギター・サウンドが印象的な「Engineered Karma」や、ブリティッシュ・ロックを思わせる「ブルー・ドット」など全5曲を収録。特にラストを飾るミディアム・バラード「夕景」では、エモーショナルな世界観を引き立たせる神秘的なコーラス・ワークに惚れ惚れとさせられる。各曲の文学的な歌詞とも相まって、全曲聴き終わったあとは、まるでひとつの小説を読み終わったような感覚を覚えた。今作のテーマである"人はなぜ生きているのか"とは、正解のない哲学的な話だが、歌詞にも多く使われている"愛"が彼らの導き出した答えではないだろうか。第1章で存在の肯定をし、第2章で生きる意味について探求した彼らが最終章で何を表現するのか、今から楽しみだ。
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