Japanese
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5人組のインストゥルメンタル・バンド、Manhole New World初のフル・アルバム。踊るようなマリンバの音色が聴ける「AFRICA」から「Mountaineers」に繋がる流れや「kokage」は、リゾート的な景色が浮かんでくるような開放感に溢れており、輝く陽の光を感じることができる。幾何学的なリズムとギターのリフから広がっていく「goodbye girl」や「Hero」のポスト・ロック的なアプローチも面白いし、ホーンが入る「1990」から怒涛の展開でラストを締める「DUST」まで、バンド一体となって音楽を楽しんでいる姿が浮かんでくるようだ。タイトルは、バンドが掲げるテーマだという"衣・食・住"の中から今回は"食"を表しており、美食家の北大路魯山人にちなみ"Rosanjin"とつけられている。(岡本 貴之)