Japanese
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既存のバンド・フォーマットにこだわらないという意味で、"変容的ダンス・ロック・バンド"を掲げるHIGH FLUXが前作からわずか10ヶ月で2ndミニ・アルバムをリリース。エレクトロやダンス・ミュージックの要素を取り入れた踊れるロックはこれまでの延長と言えるものの、4人のヴォーカリストが歌っていた前作から一転、本作では前作にも参加していたKiyoharu Okabeをリード・ヴォーカルに据えたうえで、ギタリストを新たに加え、ツイン・ギター編成で力強いバンド・サウンドにアプローチ。曲調もアンセミックなものに変化したため、歌が主役の、いわゆる歌モノのロックという印象が強い作品になっている。ライヴを意識したという曲の数々はライヴを盛り上げると同時に、さらに多くのリスナーにもアピールしそうだ。(山口 智男)