Japanese
2015年05月号掲載
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通算9枚目となるフル・アルバム。ひとつの命がそこにある歓びを唄う「366」を始め、やるせない気持ちを吐き捨てる「No caster」、海北のピアノが柔らかさを引き立てる「呼ぶ」と、挑戦に富んだ内容も"曲の中の感情を最も素直な形でアウトプットしたらこうなった"ぐらいの温度感である。十人十色ならぬ12曲12色。バラバラだからこそ映えるのは、LOST IN TIMEというバンドの本質。それは、目の前の君に伝えるための"歌"がいつだって中心にあるということ。そして、どんな感情も抱きしめ肯定してきたバンドで在り続けたことだ。明日を信じながら前へ進み続けるのは決してあなただけではない。この音楽はあなたの日常と共に、歩みを重ねてくれるだろう。(蜂須賀 ちなみ)
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