DISC REVIEW
Overseas
2014年07月号掲載
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THE ORWELLS
Disgraceland
結成からわずか4年で世界に飛び出してきた5人組がいよいよメジャー・デビュー。彼らの存在をアピールしてきた破天荒なライヴ・パフォーマンスとは若干印象が違い、20歳そこそこのメンバーがここで奏でるガレージ・ロックンロールは荒々しさのみならず、曲が持つノスタルジックかつポップな魅力も際立たせるものになっている。THE STROKESからElvis Presleyまでと語る幅広いバックグラウンドは決して伊達ではないらしい。曲作りのうまさに加え、ARCTIC MONEKYS を手がけたJim Abbissら、3人のプロデューサーによる導きも大きかったとは思うが、フレーズ作りや音の響かせ方にも明らかな成長が窺える。ボーナス・トラックとして、ライヴ・ヴァージョンで収録された「Mallrats」は彼らの代表曲中の代表曲だ。
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