DISC REVIEW
Japanese
2014年02月号掲載
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小南泰葉
怒怒哀楽
生きづらさを決してコアな音像に落とし込まず昇華したアルバム『キメラ』。その後、ライヴを重ねることで、さらにその感情をリスナーとともに鳴らそうとする今が凝縮されたシングル、と呼ぶにはあまりに濃厚な新曲4曲+デモ2曲。タイトル・チューンでは小気味良いアコギと遠くで鳴る嵐のようなエレキとグルーヴが渾然一体となって感情の出口を求めるように展開。歌詞は携帯で"3355411"と打つと"死にたい"と表示され、その2乗の"11224111122411"は"生きたい生きたい"になるという都市伝説を下敷きに、時代や環境に対する怒りを表現。囁きから叫び、天に昇るような歌唱と1曲の中で様々なに表情を変える歌そのものが断然強い。ボートラ扱いのデモのカッコよさにも驚きを禁じ得ず、彼女のソングライターとしての力量を知る。
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