DISC REVIEW
Japanese
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たむらぱん
love and pain
『wordwide』以来1年2ヶ月振りとなる、通算6枚目のフル・アルバム。以前以上に"人"について考えて言葉を作った結果、その言葉が呼んだのは、たむらぱん史上いままででいちばんシンプルとも言えるアコースティック色の強い音色とストレートなメロディだった。これまでのたむらぱんのイメージでもある非常にオープンでエンタテインメント性の強い音楽世界とは真逆に位置するような、パーソナルな空間が広がる。それに最初は驚いたが、言葉を主体とした歌を立たせるという根幹は変わらないことに気付き、このスタイルに行き着いたことは必然だとすぐ納得できた。ラストの「やってくる」は"アコースティック"の既成概念をひっくり返す展開で、さすがのセンスと手腕に舌を巻く。彼女の音楽性が持つ深みは果てない。
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- 2025.01.19
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