DISC REVIEW
Overseas
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JAVELIN
No Más
2005年、ヒップホップ・エレクトロをベースとして結成された従兄弟ユニット、JAVELIN。現在はブルックリンを拠点に活動する彼らの初となるフル・アルバム。本作はヒップホップ、エレクトロ、インディー・ポップなどなど様々な要素が詰まった、音のコラージュ・アートのような作品だ。鍵盤やギターなどは勿論、ターンテーブル、バイオリンのような弦楽器、フルートのような吹奏楽器など、楽器の種類も多種多様。だが全体的にUSインディーを彷彿させるようなローファイ・テイストに仕上がっているため、不思議な統一感がある。ファルセットの効いたヴォーカルがまた音とよく溶け合い、インストでも歌モノでもない曖昧で心地良い気だるさを醸し出す。理屈不要の音楽。これぞポップスの織り成す醍醐味だろう。
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