DISC REVIEW
Japanese
-
-
ヘンリーヘンリーズ
ヘンリーズ革命、後の
RCサクセションやユニコーンにも10代の頃があったんだよなぁ、などとぼんやりと考えてしまった。80年代を匂わせるロックンロールに、忌野清志郎を思わせるヴォーカル。どこか懐かしい人生賛歌。16、7歳の少年たちが集ったヘンリーヘンリーズは、結成わずか2年にして異様な程の早熟さを見せる。昨今のバンド・シーンが、OKAMOTO’Sや黒猫チェルシー、The SALOVERSを始め低年齢化している勢いの中、彼らの王道な古臭さは新鮮に響く。キャッチーなサウンドをかき鳴らし、どこか愛らしい情けなさを爆発させる。同時に、“ロックンロール”という命題に対しては、“理想論で現実見ていなくてもかっこいいからしょうがないのさ”と言ってのける。主義主張をこねくり回す必要なんかない、真っすぐであれ。ロックンロールとは真っすぐな意思だからかっこいいのだ。
LIVE INFO
- 2025.08.02
- 2025.08.03
- 2025.08.04
- 2025.08.05
- 2025.08.06
- 2025.08.08
- 2025.08.09
- 2025.08.11
- 2025.08.12
FREE MAGAZINE
-
Cover Artists
ASP
Skream! 2024年09月号