DISC REVIEW
Japanese
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パンタブラウン
カモレ
京都を中心に活動する轟音系ロック・バンド、パンタブラウン初のミニ・アルバム。2年前に結成されたとは思えないほど演奏や世界感は完成度が高く、感情をそのまま吐き出す様なヴォーカル・スタイルはeastern youthなどのエモーショナル・ハードコアの先駆者達を彷彿とさせながらも、アグレッシブに展開していくサウンドはその先を見せてくれる。疾走感漂うザラついたサウンドに彼らは大切に日本語を乗せていく。その言葉は悲しみを歌いながらも力強く響く。“日本語ロック” という枠組みがあるのかわからないけれど、パンタブラウンの音楽を聴いているとロックのリズムと日本語の持つ響きの融合の可能性について考えさせられる。切なさと情熱を詰め込んだ京都の新人バンドが放つ力作。
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- 2025.08.02
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