Japanese
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昨年3月のシングル「Odyssey」でのメジャー・デビューから着々と人気を集めて来た彼らから待望の4枚目のシングルが届いた。彼らの魅力はポップスとも形容される普遍的なものながらリスナーをハッとさせる意外性に富んだメロディと真っ直ぐで心地いい歌詞にあると思う。今回のシングルはそのポイントをグッと押さえた疾走感溢れるナンバー。まさにこれからの季節にピッタリの楽曲だ。本誌のインタビューでも答えてくれたようにCHICAGO POODLEは本当に四季を感じさせてくれるバンドだ。花沢耕太による流れるような変幻自在の伸びやかなヴォーカルは今作でも健在だ。メジャー初フル・アルバム以降の彼らの新たな一歩をしっかりと刻んだ充実のシングル。(遠藤 孝行)