Japanese
white white sisters、7/18に配信シングル「AMOK」リリース決定。MV公開＆9月に東名にて小林祐介（THE NOVEMBERS）、polly迎えレコ発企画も開催
2018.07.11 21:35
white white sistersが、7月18日に配信シングル「AMOK」をリリースすることを発表。併せてミュージック・ビデオを公開した。
AMOK / white white sisters
本ミュージック・ビデオは、メンバーのkouta tajima（VJ/Art Direction）が制作を担当したとのこと。
また、レコ発企画の開催も決定。9月23日に下北沢 ERA、9月28日に名古屋APOLLO BASEにて小林祐介（THE NOVEMBERS）、pollyを迎えた3マン・ライヴが行われる。
▼リリース情報
white white sisters
配信シングル
『AMOK』
7月18日（水）リリース
[micro kingdom]
▼ライヴ情報
"レコ発企画"
9月23日（日）下北沢 ERA
9月28日（金）名古屋APOLLO BASE
w/ 小林祐介（THE NOVEMBERS）/ polly
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1曲目の「救世なき巣」のかなりダイレクトにMY BLOODY VALENTINEを思わせる暴風雨のような轟音の壁の向こうに揺らぐ歌を含む音像に、これまで以上に"何が美しくて、何が美しくないのか？"という哲学が音そのもので迫ってくる。これは振り切った哲学だ。不穏で獰猛な曲の合間に、これまでになかったドライヴするスリリングなR&Rがあり（「Blood Music.1985」）、坂本慎太郎の近作にも通じる時間の遠近感が狂うサイケデリックなサウンドと、懐かしいような未知なようなパーカッションが聴こえる「Romancé」、アコギ１本と小林祐介の歌のみに深いリバーヴがかかり、森の中、はたまた白昼夢、もしくはもはやこの世ではないようなイメージが広がる「僕らはなんだったんだろう」まで全10曲。ただただ圧倒的な体験が待っている。
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神秘的で壮大なサウンド。漂うノスタルジア。このバンドはぶれない。THE NOVEMBERSを説明して欲しいと言われたら、まず初めに、日本が誇るシューゲイザー・バンドだ、と私は言うだろう。だが、それは前作までの彼らについて語る場合だ。今作はそれに待ったをかけた。先にあげた特徴はそのままだが、印象が全く違う。今作に感じるのは限りない優しさと多幸感。じんわりと小林（Vo/Gt）の声が沁みてくる。どこかネガティヴなイメージがついているシューゲイザーという言葉の枠では収まりきらなくなった。方向転換したわけではない。バンドの世界が遥かに広がっているのだ。その飛躍に背中がぞくりとする。THE NOVEMBERSからの一足早いクリスマス・プレゼント。楽しみにゆっくりと紐解いて欲しい。
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