Japanese
【明日の注目リリース】ピロカルピン、FoZZtone、BRITISH SEA POWER、Jo Mango。ピロカルピンのインタビューも公開中
2013.04.16 19:30
明日も注目の4タイトルがリリースされます。
■ピロカルピン 『ロックスターと魔法のランプ』
1作目は、ファンタジックな世界観を放つ4人組バンド、ピロカルピンのメジャー・デビュー後、初のシングル『ロックスターと魔法のランプ』。デビューから1年のうちに2作のアルバムを発表し、ライヴ活動も精力的に行なってきたバンドの今作のコンセプトは"ピロカルピンを知らない人に届くもの"。バンドのさまざまな表情を凝縮した名刺代わりと言って等しい渾身の3曲だ。Skream!WEBサイトでは、今作について松木 智恵子 (Vo/Gt)に訊いたインタビューを公開中!併せてチェックして、作品をより楽しんで聴いていただきたい。
ピロカルピン - ロックスターと魔法のランプ (YouTube ver.)
■FoZZtone 『Early Best Album 2007-2009』
続いては、今年バンド結成10周年イヤーを迎え、精力的な活動を続けているFoZZtoneのベスト・アルバム『Early Best Album 2007-2009』。10th Anniversary企画第1弾の『O.M.A BEST』(オーダーメイド・アルバム ベスト)に続き、企画第2弾となるEMI在籍時の音源をまとめた本作は、2007年発表のメジャー・デビュー・ミニ・アルバム『景色の都市』から、2009年発表の2ndアルバム『The Sound of Music』まで、EMI在籍時の作品から選りすぐった選曲で、デビュー曲「Elevator」から、シングル「平らな世界」、「黒点」、「音楽」をはじめとする代表曲、ミニ・アルバムの収録曲、未発表曲の新録、入手困難なシングル曲のカップリングなど盛りだくさんの内容となっている。EMIイヤーズを完全網羅した新旧ファンにとってのマスト・アイテムだ。
最新のライヴ動画はこちらから
https://www.youtube.com/watch?v=UUoHEVAIBO0&list=UUvJkac-Af8XmMO7Xi7aN3hw&index=4
■BRITISH SEA POWER 『Machineries Of Joy』
続く3作目は、英名門レーベル"Rough Trade"が誇る正統派UKロック・バンドのBRITISH SEA POWERの約2年振り通算5作目となるニュー・アルバム『Machineries Of Joy』。今作は、12年前半にシリーズとしてリリースされた6枚のEPがもとに、そのEPに収録されていたデモを発展させる形で制作。プロデュースはバンド自身が担当し、レコーディングはバンドの本拠地であるイギリスはブライトンにて行われた。メンバーのYan曰く"温かくて、回復剤のような作品"なのだという。文学的歌詞と時代の先をいくサウンド。この摩訶不思議なロック・ワールドを体験してみてはいかがだろうか。
British Sea Power 'Machineries Of Joy'
■Jo Mango 『Murmuration』
最後にご紹介するのは、David Byrne、Devendra Banhart、TEENAGE FANCLUBなどとのコラボレーション経験や音楽学の博士号を持つ、グラスゴーを拠点に活動中のSSW、Jo Mangoの2ndアルバム『Murmuration』。今作は、もともと4曲入りEPの予定だったが、アイディアが収まり切らずフル・アルバムになったとのことだ。プロデューサーのAdem Llhanと共に3年掛けて熟成されたサウンドは、留まることなく流れる川のせせらぎのような心地良さと美しさ。彼女の唇の動きまでも近くに感じられる歌声を聴いているときだけは、日常の喧騒や世の中に蔓延る不条理さえも忘れられる楽曲が揃っている。こだわり抜いたアルバムを、ぜひチェックしてみてほしい。
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