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Kristina Trainの初来日公演

2010.04.01 18:08

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名門ブルーノート・レーベルがNorah Jonesらに続いて送り出した注目のシンガーソングライター、Kristina Train。今年2月にデビュー・アルバム『Spilt Milk(日本盤タイトル:リスティーナ・トレイン)』を日本発売した彼女の、初となる待望の来日公演が3月30日から東京南青山のブルーノート東京で開催、そのソウルフルで美しい歌声を日本のファンの前で初披露した(公演は本日4月1日まで)。
公演初日となった3月30日(火)の1stステージ。彼女のほかにはピアノ、ギター、コーラス1名、という非常にシンプルな編成でのライヴ。ライヴの主役はあくまで彼女の歌であり、その歌をサポートする必要最小限の編成だ。
ライヴのオープニングを飾ったのは、デビュー・アルバム『Spilt Milk』に収録された彼女のオリジナル曲「Call in the Maker」。1曲目からシンプルなバックの演奏に乗せて、彼女のソウルフルなヴォーカルが響き渡る。子供の頃から流行の音楽とは無縁で、同世代の子供たちがボーイズ・バンドやヒップ・ホップを聞いていた頃、家で母親がかけるJoni Mitchell、Carole King、Nat King Cole、Aretha Franklinなどを聴いて育った彼女。古きよき時代のブルースやソウル、ジャズ、ポップスなどで育った彼女が作り出す詞やメロディ、そして歌声は、そんなアメリカン・トラディッショナルな響きを持ちながらも、それでいて、都会的、現代的で洗練されており、Kristina Trainの唯一無二の世界観を作り出している。
また、3歳から18歳までヴァイオリンを習っていたという彼女。3曲目の「What Is That Make Me」、11曲目「Hard Load To Travel」などではヴァイオリンの弾き語りという珍しいスタイルで歌を披露、多才な彼女の一面をのぞかせていた。
こうしてアルバム『Spilt Milk』の収録曲を中心に、アンコールも含め全15曲を歌い上げたKristina Train。ヴォーカリストとして、そしてソングライターとして“本物”を感じさせるステージで、来場の聴衆を虜にした彼女。これからの活躍が楽しみだ。


●Kristina Train
デビュー・アルバム『Spilt Milk(日本盤タイトル:リスティーナ・トレイン)』
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●Kristina Train日本公式サイト
http://emij.jp/kristina/ (PC/携帯)

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