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Japanese
1stフル・アルバム『Negative Campaign』から2ndフル・アルバム『Negative Campaign Ⅱ』までの10ヶ月を上回る、約5ヶ月のスパンでリリースとなる3rdフル・アルバム。前作の時点でできあがっていたストックの中から選んだ曲が並んでいるが、もしそこに"一度は没になった曲集"というネガティヴなイメージを持つ人がいるのなら、それはまったくの見当違い。オルタナティヴ・ロックやパワー・ポップの枠を飛び出し表現の幅を広げ、意図的に普遍的なバラードに寄せたであろうリード曲「やっぱり僕は君が好き」に象徴されるように、持ち前のポップなメロディ・センスはより活き活きと躍動。全体的な流れにもストーリー性を感じる、アルバムとしての完成度が大きく高まった作品だ。
前作からわずか10ヶ月のスパンでリリースとなった2ndフル・アルバム。さらに3rdフル・アルバムもすでに計画中だという。まさに、その溢れんばかりのアイディアが詰め込まれた作品。前作のリード曲「スーパーカブに乗って」に負けないキラーチューン「Primitive」と「Empty Lamp」で幕を開け、60年代のソフト・ロックを思わせる「スイカ」やモータウン・ビートを大胆に採り入れた「サンドウィッチガール」など、総じて90年代以降の"パワー・ポップ"という印象が強かった魅力はそのままに、さらに音楽的な幅を広げサウンド・アレンジも豊かに。様々な時代感を自由に往来し、切り貼りするてらいのない抜群のポップ・センスを、ぜひ味わってもらいたい。
本格始動から約4年越しの初リリース作品となるセルフ・タイトル・アルバム。パワー・ポップやオルタナティヴ・ロックの洗礼を受けた、バンド名の如くネガティヴ野郎が長年にわたり書き溜めてきたという、ジレンマや妄想や愛がメロディとなって、時に熱く時に切なく響く。シンバルの残響がノイズのように響きギターと溶け合う「キスミー」、インディー・フリークっぷりが窺えるサウンドと、ドメスティックなポップスの影響を感じさせるサビでの転調から開ける景色のコントラストが楽しい「真夜中の決意」、BILLIE HOLIDAYへのオマージュをタイトルと歌詞に込めた「タバコと君とビリーホリデイ」、オルタナティヴ・ロックの生々しいカオスが炸裂する「環状線」など、サウンドのバリエーションも豊富で、実にエモーショナル且つ深みとコクのある極上の1枚だ。
評価に対して割り切ることができたからこその優しさが溢れるオルタナティヴ――その静かなる覚醒の秘密に迫る
"平熱のロック・バンド"が届けるリアルな焦燥感とそこにある希望
社畜からの生還。ネガティヴなエネルギーを強引なまでの妄想力と飛び抜けたメロディ・センスで音楽へと昇華したバンドの底力を体感せよ
2022.09.23 @府中Flight / KITCHEN&CAFE-BAR “SHINKER”
2019.09.24 @渋谷TSUTAYA O-Crest
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