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Japanese
"西宮の大統領"Keizo(Vo/Gt)と"狂犬"Marya(Gt/Scream)率いる兵庫西宮のKING BROTHERS。アメリカから逆輸入デビューし今年20周年を迎えた彼らは、Zony(Dr)を仲間に入れ、再びベースレスの3ピースとなり、約8年ぶりの新作を産み落とす。ただの一瞬ではなく、半端ないエネルギーを押し込めた特濃の10曲26分に付けられたタイトルは"wasteland / 荒野"。20年経ってもなお、怒って、荒れ果てた地で"足りない"と爆音で抗う。とはいえ、どうせギターをジャカジャカ鳴らしてバスドラを高速で踏みまくるんでしょ? なんて戯言はKeizoのブルース・ハープで幕を開ける爽快な表題曲で一蹴。「No! No! No!」の歌詞カードに殴り書きされた手書きの叫びもグッとくる。地元ライヴでは名物だった第13代西宮市長も参加。
ベースレスの獰猛なガレージ・ロックンロールを掻き鳴らし続け、国内外多くのバンドからリスペクトを集めるKING BROTHERS、ベースのシンノスケが加入してから初のアルバム。精力的なライヴ活動で全くそんな感じはしなかったのだが、何と6年ぶりのアルバム・リリースとなる。ガレージ・ロックンロールの破壊的、暴力的な部分は、実はとてもロマンティックなアイデンティティの上に成り立っているわけだけど、KING BROTHERSはこの新作でまさにそのロマンを詰め込んだ爆音を轟かせる。要所、要所に配置される繊細なポップな楽曲も美しい。愚直なまでにロックンロールの様式美と精神性に拘り続けてきたKING BROTHERSだから鳴らせる爆音ロックンロール。この説得力は、そんじょそこらのバンドに出せるわけがない。
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